e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

高野山への道

2010年09月17日 | 道路・鉄道・船
平安時代に 空海(弘法大師)が,
九度山町慈尊院から 高野山奥の院御廟までの約24kmに,
一町ごとに木製の卒塔婆(そとば)を 216基建立しました。
(慈尊院から根本大塔まで180基,根本大塔から奥の院御廟まで36基)
鎌倉時代になり 約20年をかけて,
木製卒塔婆から 花崗岩の石卒塔婆に再興されました。
約750年の歳月を経たいまも,参詣者や登山者の道標となっています。
そして 空海が開いた この表参道は,
天皇から庶民までが 一町毎に合掌して登った 「祈りの道」なのです。