e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

虫入り琥珀

2011年08月24日 | 野鳥・昆虫・野生動物
琥珀とは、木の樹脂(ヤニ)が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石である。
「琥」の文字は、中国において虎が死後に石になったものだと信じられていたことに由来する。 鉱物ではないが、硬度は鉱物に匹敵する。色は、黄色を帯びたあめ色のものが多い。
バルト海沿岸で多く産出するため、ヨーロッパでは古くから知られ、宝飾品として珍重されてきた。
琥珀は樹脂が地中で固化してできるものであるため、石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入していることがある。こうしたものを一般に「虫入り琥珀」と呼ぶ。
小説『ジュラシックパーク』では、架空の設定として、琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の血液を採取し、その中に含まれているDNAから恐竜を蘇らせている。