赤留山の日の出

日頃思った事、感じた事を書いてます。

母との思い出

2010-01-11 22:31:24 | Weblog
 毎朝日の出の頃になると、決まって側に寝ている母を起こすのが

私の日課でした。

 「おがあ、早くお起んべえ!」

すると母は寝ながら「まだ待ってろ~。」と言います。

窓の障子は少しづつ明るくなってきます。

じっと我慢して待っているのですが、待ちきれなくなって

又、「おがあ、早くお起んべえ!」と母に言うのです。

母は「まだ待ってろ~。」

何回か繰り返して、その内に母がやっとおき出します。

同時に喜んで私がおきます。

 私が小学生の頃の思い出でです。

何故か私は朝早く目が覚めていました。

今でも「おがあ、早くおきんべ~。」の言葉がいつまでも

心に残っているのです。
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