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2004-01-01 | 風景
大昔から多くの人にとって神への祈りこそが絶対に願いを叶う唯一の希望でした。それが最近では引き寄せの法則や願望実現を謳った書籍が売れるようになり、ただ神仏に祈るだけではない実用的な願望実現の方法があちらこちらで紹介されています。
あらゆるテクニックが出尽くした感がありますが、果たしてそういったテクニックだけで本当に願いが叶うのでしょうか。また、叶った人と叶わなかった人の違いとは何なのでしょうか。実はそこには潜在意識(無意識)という概念が深く関わっているようなのです。
絶対に願いが叶う方法を試してわかった9つの事
自分を肯定する、許すことの大事さ
願い事の大小に関わらず、心の奥底で自分は願いを叶えるのにふさわしくないと思っていると、潜在意識は叶えなくてよいもの、と解釈します。本来、願望を実現したいという純粋な気持ちは、その願望を達成・実現した自分をより好きになりたいという気持ちから来ているものなのです。
自分を好きになることをもし自ら否定していたとしたら、贈り物は永遠にやってきません。自分は受け取るに値する、受け取ってもいいんだと認めることが大切です。だからこそ人から認められなくてはいけない、という焦りにも似た願望は、もはや願望ではなく自分に対する厳しい強制といえます。
叶った状況に相応しい気持ちを先に味わい、成りきる
明確なイメージングの他に大切なことは、叶う前から感情をありありと感じ取ることです。感情が先に湧き出てくれば、願いはほぼ叶うといっても過言ではありません。願望実現の醍醐味とは、叶ったら気持ちがこう感じるだろうなぁという予想と実現時の気持ちがまさに一致した時です。
つまり最終的なゴールというのは、そこに付随する感情を味わうことなのです。実現したらどう感じるかな?と先にうまく先取りできたら、強烈なエネルギーの塊である感情が現実をひっぱってきてくれます。
願いの内容をあいまいにせず明確にしよう
願いはとりあえず持っていても、なかなか叶いにくい一番の原因といえるのは、内容が曖昧だからです。分りやすく言えば、レストランに行ったときに「自分の好きそうなものをください」と注文しても料理は何も出て来ないことと同じです。
何を望んでいるのか分っていないと望んだ結果が出ないのは当たり前です。
本心が求めていないことは叶わない
一つの例えとして、病気が治ることを心から願っているはずなのに、治癒に向かう気配がない。そういうことはよく聞かれます。病気が治ったら周りから同情されなくなるという本心が根っこにあるからといえます。
願いがもし叶ったら、自分にとって何か都合が悪いことが発生してしまう可能性があるのだったら、潜在意識は危険を察知し、願望を叶えないという形であなたを守ってくれるのです。
“やる気”より“その気”になる
何事もやる気になれば強い、とはよく言いますが、そこには気づきにくいけれど、“強制”のニュアンスがあります。やらなければならない、と少しでも思っているのだったら、これは願いではありません。
例えば欲しいものや実現したいことなどを、写真などを切り抜いて貼り付け、いつも目につくところに飾っておくという手法がありますが、途中で見たくなくなるのは、それが心からの願望ではないからです。「やるべきである」という意識に基づいていると、潜在意識は実現に向けて発動しません。
ところがやる気ではなくその気になったとしたら叶ったも同然となるのです。なぜなら抵抗なく願いを自分のものとして受け入れ、疑いもせずエネルギー一直線で行動に結びついていくからです。一口に願望といってもそれはどこから来る願いなのかきちんとわかっていなければなりません。
口癖に注意しよう
この世界は波動で出来ています。波動があらゆる世界を作りあげています。よい言葉を使う人にはよい世界が、よくない言葉を使う人には悲惨な世界が待っています。不思議なことに、言葉を変えるだけで思考も変化してきます。
いつも肯定的な言葉を口にするのは当然ながら、絶対に言ってはいけない言葉は不平不満と悪口です。言霊とはまさに真実です。無理やり考えを変えようとするよりも、まずは日常使う言葉を変えてみるのが願望実現の一番の近道かもしれません。
直感を信じよう
直感も潜在意識の一つで、世の中の成功者には直感を信じているという人がほとんど。直感を磨くことで、願いが叶うタイミングを見逃さなくなります。特別な人間にしか感じられないのかというと、そうではありません。
歩かなくなるとやがて歩けなくなるのと一緒で、鍛えなければ退化し、鍛えればどんどん使えるようになるのです。例えばふと何かを感じていつもは降りない駅で電車を降りてみたら会いたい人に会った、などというエピソードは直感のなせる業です。
直感の磨き方としては、まず行動すること。家で願いを念じているだけでは何も状況は変わりません。心がふと感じた感覚を否定せずに直感に従って行動していくと、やがて直観力も冴えてくることでしょう。
手放し、リラックスしよう
願いがどうしても心の中の大部分に占められ、願いが叶うことだけを考えている時期は誰にでもあります。もしかしたら叶わないのではないか、などと疑いの気持ちを持つことになり、そのうち願望を持つこと自体が苦しくなってきます。
一度願ったことは潜在意識に刻まれますが、その後疑った気持ちや否定した気持ちも当然のことながら潜在意識に伝わっています。けれどもある時点でその臨界点がやってきて、「今叶わなくてもいつかは叶うかも」とふと気持ちが緩む時がやってきます。
忘れたころに叶うという理屈はそこから来ています。最初のうちは願いに執着することもありますが、他のことに集中して忘れる時間を持つのもコツのひとつです。
深い呼吸を癖づけよう
人は願いを叶えようとしている時、心からの願望であったとしても少なからず心や体に負荷がかかっています。負荷がかかること自体は悪いことではありませんが、その緊張が解きほぐされない限り、願望はまだまだ先にあるといえるでしょう。
お昼に何を食べようか考えていて、その通りのものを食べたりするのも近い未来の願望といえるとしたら、そこに負荷は存在しません。なぜなら当たり前すぎることだからです。でも「結婚する」、「年収○○以上」という大きな願望を想像すると、呼吸も浅くなり、体のどこかに力が入っていたりしています。
そこでもし深い呼吸がトレーニングでできるようになってくれば、自律神経を司る呼吸をコントロールすることで体の緊張も解消できることでしょう。大きな願望も今日のお昼ご飯と同様、当たり前のことになっていくでしょう。
いかがでしたか?
願いが叶わない人に知ってほしいこと。それは本当の願いを知ること、に尽きます。一口に願望といってもそれがどこから来る願いなのかわかっていなければなりません。その願望は本当にあなた自身の願いでしょうか。
それとも周囲が、社会が求める自分像に少しでも近づきたいという由来から来ているものなのでしょうか。もしそれが自分自身の本来の願いであり、尚且つ叶うことがスムーズに信じられるようになったら、それはいつか必ず叶います。そこを明確にしていくと願望がスムーズに叶いだしてくるはずです。
まとめ
絶対に願いが叶う方法を試してわかった9つの事
・自分を肯定する、許すことの大事さ
・叶った状況に相応しい気持ちを先に味わい、成りきる
・願いの内容をあいまいにせず明確にしよう
・本心が求めていないことは叶わない
・“やる気”より“その気”になる
・口癖に注意しよう
・直感を信じよう
・手放し、リラックスしよう
・深い呼吸を癖づけよう
あらゆるテクニックが出尽くした感がありますが、果たしてそういったテクニックだけで本当に願いが叶うのでしょうか。また、叶った人と叶わなかった人の違いとは何なのでしょうか。実はそこには潜在意識(無意識)という概念が深く関わっているようなのです。
絶対に願いが叶う方法を試してわかった9つの事
自分を肯定する、許すことの大事さ
願い事の大小に関わらず、心の奥底で自分は願いを叶えるのにふさわしくないと思っていると、潜在意識は叶えなくてよいもの、と解釈します。本来、願望を実現したいという純粋な気持ちは、その願望を達成・実現した自分をより好きになりたいという気持ちから来ているものなのです。
自分を好きになることをもし自ら否定していたとしたら、贈り物は永遠にやってきません。自分は受け取るに値する、受け取ってもいいんだと認めることが大切です。だからこそ人から認められなくてはいけない、という焦りにも似た願望は、もはや願望ではなく自分に対する厳しい強制といえます。
叶った状況に相応しい気持ちを先に味わい、成りきる
明確なイメージングの他に大切なことは、叶う前から感情をありありと感じ取ることです。感情が先に湧き出てくれば、願いはほぼ叶うといっても過言ではありません。願望実現の醍醐味とは、叶ったら気持ちがこう感じるだろうなぁという予想と実現時の気持ちがまさに一致した時です。
つまり最終的なゴールというのは、そこに付随する感情を味わうことなのです。実現したらどう感じるかな?と先にうまく先取りできたら、強烈なエネルギーの塊である感情が現実をひっぱってきてくれます。
願いの内容をあいまいにせず明確にしよう
願いはとりあえず持っていても、なかなか叶いにくい一番の原因といえるのは、内容が曖昧だからです。分りやすく言えば、レストランに行ったときに「自分の好きそうなものをください」と注文しても料理は何も出て来ないことと同じです。
何を望んでいるのか分っていないと望んだ結果が出ないのは当たり前です。
本心が求めていないことは叶わない
一つの例えとして、病気が治ることを心から願っているはずなのに、治癒に向かう気配がない。そういうことはよく聞かれます。病気が治ったら周りから同情されなくなるという本心が根っこにあるからといえます。
願いがもし叶ったら、自分にとって何か都合が悪いことが発生してしまう可能性があるのだったら、潜在意識は危険を察知し、願望を叶えないという形であなたを守ってくれるのです。
“やる気”より“その気”になる
何事もやる気になれば強い、とはよく言いますが、そこには気づきにくいけれど、“強制”のニュアンスがあります。やらなければならない、と少しでも思っているのだったら、これは願いではありません。
例えば欲しいものや実現したいことなどを、写真などを切り抜いて貼り付け、いつも目につくところに飾っておくという手法がありますが、途中で見たくなくなるのは、それが心からの願望ではないからです。「やるべきである」という意識に基づいていると、潜在意識は実現に向けて発動しません。
ところがやる気ではなくその気になったとしたら叶ったも同然となるのです。なぜなら抵抗なく願いを自分のものとして受け入れ、疑いもせずエネルギー一直線で行動に結びついていくからです。一口に願望といってもそれはどこから来る願いなのかきちんとわかっていなければなりません。
口癖に注意しよう
この世界は波動で出来ています。波動があらゆる世界を作りあげています。よい言葉を使う人にはよい世界が、よくない言葉を使う人には悲惨な世界が待っています。不思議なことに、言葉を変えるだけで思考も変化してきます。
いつも肯定的な言葉を口にするのは当然ながら、絶対に言ってはいけない言葉は不平不満と悪口です。言霊とはまさに真実です。無理やり考えを変えようとするよりも、まずは日常使う言葉を変えてみるのが願望実現の一番の近道かもしれません。
直感を信じよう
直感も潜在意識の一つで、世の中の成功者には直感を信じているという人がほとんど。直感を磨くことで、願いが叶うタイミングを見逃さなくなります。特別な人間にしか感じられないのかというと、そうではありません。
歩かなくなるとやがて歩けなくなるのと一緒で、鍛えなければ退化し、鍛えればどんどん使えるようになるのです。例えばふと何かを感じていつもは降りない駅で電車を降りてみたら会いたい人に会った、などというエピソードは直感のなせる業です。
直感の磨き方としては、まず行動すること。家で願いを念じているだけでは何も状況は変わりません。心がふと感じた感覚を否定せずに直感に従って行動していくと、やがて直観力も冴えてくることでしょう。
手放し、リラックスしよう
願いがどうしても心の中の大部分に占められ、願いが叶うことだけを考えている時期は誰にでもあります。もしかしたら叶わないのではないか、などと疑いの気持ちを持つことになり、そのうち願望を持つこと自体が苦しくなってきます。
一度願ったことは潜在意識に刻まれますが、その後疑った気持ちや否定した気持ちも当然のことながら潜在意識に伝わっています。けれどもある時点でその臨界点がやってきて、「今叶わなくてもいつかは叶うかも」とふと気持ちが緩む時がやってきます。
忘れたころに叶うという理屈はそこから来ています。最初のうちは願いに執着することもありますが、他のことに集中して忘れる時間を持つのもコツのひとつです。
深い呼吸を癖づけよう
人は願いを叶えようとしている時、心からの願望であったとしても少なからず心や体に負荷がかかっています。負荷がかかること自体は悪いことではありませんが、その緊張が解きほぐされない限り、願望はまだまだ先にあるといえるでしょう。
お昼に何を食べようか考えていて、その通りのものを食べたりするのも近い未来の願望といえるとしたら、そこに負荷は存在しません。なぜなら当たり前すぎることだからです。でも「結婚する」、「年収○○以上」という大きな願望を想像すると、呼吸も浅くなり、体のどこかに力が入っていたりしています。
そこでもし深い呼吸がトレーニングでできるようになってくれば、自律神経を司る呼吸をコントロールすることで体の緊張も解消できることでしょう。大きな願望も今日のお昼ご飯と同様、当たり前のことになっていくでしょう。
いかがでしたか?
願いが叶わない人に知ってほしいこと。それは本当の願いを知ること、に尽きます。一口に願望といってもそれがどこから来る願いなのかわかっていなければなりません。その願望は本当にあなた自身の願いでしょうか。
それとも周囲が、社会が求める自分像に少しでも近づきたいという由来から来ているものなのでしょうか。もしそれが自分自身の本来の願いであり、尚且つ叶うことがスムーズに信じられるようになったら、それはいつか必ず叶います。そこを明確にしていくと願望がスムーズに叶いだしてくるはずです。
まとめ
絶対に願いが叶う方法を試してわかった9つの事
・自分を肯定する、許すことの大事さ
・叶った状況に相応しい気持ちを先に味わい、成りきる
・願いの内容をあいまいにせず明確にしよう
・本心が求めていないことは叶わない
・“やる気”より“その気”になる
・口癖に注意しよう
・直感を信じよう
・手放し、リラックスしよう
・深い呼吸を癖づけよう