精霊でも宿っているような大柳
ずっとこの場にあって何百年もの間、
見つめてきたであろう立派な柳の木
雪の日も風の日も雨の日も。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、
いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。(徳川家康)
人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなもの。急いではいけない。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すこと。
我慢することが長く安らかにいられる基、
怒りは敵と思え。
勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険が身に降りかかる。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。
苦労した家康ならではの訓戒です。
CANON G1X 高山 2014.07.18
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