私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







※中学進学決定後の勉強の仕方 ~勉強編~ですが、
 全般編を読んだ上で、参考にして下さい。


中学進学が決まってから、すぐに勉強のことを考えなければならないなんて、
学生の皆さんはもちろんのこと、親御さん、ご家庭の方ですら、
『とりあえず、学校が始まるまで考えたくない』と思っていることでしょう。


しかし、親御さん、ご家庭の方も含めて、釘を刺させて頂きますが、
公立、一般の中学校ではなく、私立校・中高一貫校に入学する、入学させるということは、
否が応でも、公立、一般の中学校よりも『勉強』する、させることを強いられることになります。


具体的には、授業時間、授業科目が多い、授業の質が高く、進度が速く、難しい、
宿題・課題の量が多く、小テストや確認テストなどは頻繁に行われ、
定期テストでは、今まで取ったことのない点数、それこそ、漫画やドラマで
しか見たことのないような点数を取ることもあるでしょう。


その上、人格否定とまで言いませんが、自分なり、自分的にでも
頑張っているにも関わらず、失礼ながら『その程度の努力』は認められませんと
言わんばかりの屈辱的な『成績』を付けられることもあるでしょう。


受験生の中には、小学校時代、“そんな”点数、成績を取ったことがないどころか、
取るなんて微塵も思っていない中、付けられた点数、成績にかなりの無情、非情さを
感じられることになると思います。


付属の小学校からの内部進学生も、多少は小学校時代にその辛さ、息苦しさを
感じられたことがあったものの、『内部進学が出来た』=許された、認めらたと
考えていると、一気に否定されるかのように感じられると思います。


昨今、私立校・中高一貫校の中学校でも、異常な現象として現れてきているのが、
『一年次、一学期』において、テストで数点、十数点、そして、成績で、
『1』や『不合格』という不名誉な結果を付けられることが多くなってきました。


最近では、それも『複数教科』において、その結果を出し、ある意味、
その時点で、通っている学校から『当校に相応しくない』と示されているかのように
感じられることがあります。


単純な『学力』だけで、そう評価しているのであれば、
これから無限の可能性を、未来、将来を秘めている幼い子供達に対して、
あまりにもひどい、厳しい評価・審査だと思いますが、
実情をきちんと確認してみると、授業中は寝ている、集中せずふざけている、
宿題はやらない、出さない、提出期限を守らない、その上、
テストでもやる気が見られない(無記入が多い)解答をし、
小テスト、確認テスト、さらには中間テストの反省も見られない結果を
『記録』されているのを見ると、学校・先生側からの強い忠告、警告であることが
よく分かります。


そして、その一学期の反省も見られないような、夏休み、二学期の過ごし方を
する方、これは失礼ながら、それを『許している』親御さん、ご家庭に対して、
厳しい無言の抗議として、二学期の時点で、進級・進学に関わってくるほどの、
審査・評価を下し、呼び出し・面談をして、今後のことを考えてもらうようになっている、
そしてこれからはよりその傾向が強まっていくことが予想されます。


私立校・中高一貫校に入学した、入学させたのだから、もう一安心、
あとは学校が、先生が、子供が、うまくやってくれるという親御さん、ご家庭の方を含めた
甘い認識を“改めて”もらうということかもしれません。


その結果、この時点、つまり一年次二学期を終えた時点で、落ちこぼれ、
もうついていけない、もう取り戻せないという方が出てこようとも、
これを推し進めるという学校・先生側の強い覚悟、意思を感じられます。


そのことを『感じ取れず』に、今まで通りに、自由に、好き勝手に、
部活動に、スマホに、遊びにと、『勉強以外』のことをやるという方は、
それを『許す』という親御さん、ご家庭の方には、今後、早急な制裁を受ける可能性があります。


もはや、かつてはの話になりますが、私立校・中高一貫校においては、
学校の教育方針、先生の指導、教えを、愚直に守り、授業中はしっかりノートを書き、
宿題・課題などは出来ないながらも一生懸命、自分でやって、期限内に必ず提出して、
“継続的な”『努力』を示していれば、“仮に”テストの点数が『多少』悪かろうとも、
成績においては、温情、忖度が働き、進級・進学の問題になるまでの評価を下されることは
ありませんでした。


実際に、ただ“ソレ”を続けていれば、一定の学力を身につけ、
私立校・中高一貫校においての“内部”進級・進学するのに、
必要な学力と資質を身につけたものとして、『認定』され、
内部進学するに至っている方が多かったです。


しかし、昨今は、“ソレ”すらやらない、かつ、テストにおいても、
ひどい結果を出し、それでも内部進学出来るだろうと
タカをくくったような言動、態度、姿勢を示し、
いざ、進学出来ないとなると、権利主張をして騒ぎ立てる方が増えてきたように思えます。



具体的な勉強の続きは・・・

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まだテスト中の方にとっては関係ない話かもしれませんが、
この期末テストを無事切り抜けた方は、テスト後、冬休みの過ごし方を
計画すると同時に、今年『残り3週間』となった残りの3週間を、
どうするのか、よく考えて行動することをオススメします。


今年一年、頑張ったのだから、もう進級・進学もほぼ決まったのだから、
残りの期間ぐらい、好き勝手に、楽にさせてくれと思う方もいるかもしれませんが、
本当に、そうして過ごす3週間で宜しいでしょうか。


年末年始にかけて、多くの人が思うところがあると思いますが、
残り3週間となった“今から”でも、叶う『今年の目標』もあることでしょう。


それは“年始”に思い描いていたものとは異なるかもしれませんが、
『今年』立てた目標を、『今年』に叶えた、達成したということは、
事実として、結果として、経験として残すことが出来ると思います。


もちろん、出来ることなら、一年かけて、長い期間をかけて、
大きな、多くの目標を達成していくことのほうが、達成感があることでしょうが、
小さなことでも、簡単なことでも、下らないと思えることでも、
『今年』思い立ち、今年に達成したのであれば、それは今年達成したこととして、
カウントしても良いと思います。


テストも終わり、残り3週間、のほほんと過ごして、また“気付いたら”、
今年も終わっていた、来年が始まっていたということのないように、
悔いの残さないように、残り3週間でも出来ること、叶うことであれば、
やっておくことをオススメします。


そして、同時に、来年はどうするのか、どうしたいのか、来年の目標は、
さらにはその先の目標は、夢はと考えてみて、来年から良いスタートを
切れるように、準備を進めるようにしてみて下さい。


もちろん、すでに、出された『今年最後』の学校の先生からの宿題を、
さっさと、今年中に終わらせておくのも、今年最後の良い目標だと思います。


年末だけに限らず、毎月、毎週、残りの日をどう過ごすか、
よく考えて行動することができるようになると、
後悔の少ない日々を過ごせるようになれると思います。


期末テストも終わり、“もう”後は結果を待つのみとなった方は、
少し考えてみてはいかがでしょうか。


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