私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






この時期に呼び出される方は、ある意味、
進級・進学出来ないことが決まっていたほうが
幸せかもしれません。


この期に及んで、次頑張らなければ、
次点数を取れなければ、進級・進学出来ないぞという
『アドバイス』をするだけであれば、
学校・先生は子供達に対して、飼い殺ししていると
言っても過言ではないでしょう。


残り一回、二学期期末テストでほぼほぼ今学年の成績、
さらには進級、内部進学が決まるという状況で、
具体的な数字や数値を示さずに、ただ抽象的に
『応援』するだけであれば、無限の可能性を秘めている
子供に対してでも、失礼だと思います。


すでに、残り機会と時間は有限になっており、
記録された点数、成績、数字は、もう進級・進学が
出来ない高い可能性を示しているにも関わらず、
頑張れば何とかなるの希望を、期待を持たせて、
今まで通りの生活、文武両道を推し勧めるのであれば、
ある意味悪魔のささやきともいえると思います。


そうして、残り50日を思い出作りに勤しんでもらい、
非情な現実、事実をクリスマス、年末年始前に、
言い渡すのであれば、鬼の所業と恨まれても
仕方ないと思います。


私立校・中高一貫校で、このギリギリの12月に
進学出来ないことが言われた方のほとんどは、
学校に対して恨み節となります。


なぜ、もっと早くに言ってくれなかったのか、
こんなギリギリになってからでは対応も
対策もしようがないじゃないか、
必要な書類は、願書を出す学校は、
編入・転校できる学校は、など、
短い期間で、それも忙しい年末年始において、
行わなければならないことになります。


実際には、学校・先生は、もっと早くから、
匂わせていた、濁して言っていたことではありますが、
進級・進学にいちるの希望、期待を抱いていた方からすれば、
そんなの、もっとはっきり言ってくれなければ、
わからないよ、と思われることでしょう。


しかし、昨今、はっきりした物言いはパワハラ、アカハラと
なりかねませんので、大人である親御さんに対しても、
言葉を濁して言う、結果を見てもらって、
判断・決断をしてもらい、自己責任を
取ってもらうようになっております。


そうなってくると、三年次一学期、いえ、
もう二年次三学期の時点、つまり、
三年次に進級する際には、進路の判断・決断を
しないと、もう遅い、手遅れとなることでしょう。


昨日、進級・進学氷河期時代と揶揄しましたが、
就職氷河期時代同様、かなり早くから対応、対策
しておかないと、望むような理想の結末を迎えることは
厳しくなってきているように思えます。


仮に、何とか就職できた(進学出来た)その先においても、
実はブラック企業だった、つまり、高校・大学と進学してから、
進級・進学が出来ないことが決まったと、二重のトラップとは
言いませんが、希望、期待を持たせておいて、最後の最後、
こうなるのかと落胆することが増えてきているように
思えます。


中学時代の基礎学力が無ければ、高校でうまくいくわけもなく、
そのことをわかっていても、進学出来た喜び、実力、運で、
高校時代も何となると考える方が、これは失礼ながら、
親御さんも多く、高校、さらには大学での内部進学生の
留年率は上ってきていると思います。


特にこれから、大学での振り落としは多く厳しくなっていくと
思われますが、高校での留年も事実上、内部進学の権利を
放棄したものと扱われると思われます。


文武両道が出来ていない、学業についていけていないという
証明のために、『成績』が記録されるわけではありませんが、
昨今、そう言わんばかりの結果を出されることから、
現実的に考えて、その時、一回の成績が進級・進学の要綱に
満たしていないのであれば、もう普段の生活、学校の授業の受け方、
勉強、宿題など、全て見直し、部活動が、スマホが、ゲームが、
その障害になっているのであれば、虐待と言われようが、
パワハラと言われようが、取り上げるしか、『学力』を取り戻せない、
何よりも、『時間』を作れないでしょう。


自分は勉強が出来ない、やりたくない、だから、
高校・大学と進学することを考えていないという方に、
もしくは、受験で進学することを考えている方に、
そうするのであれば、それはしつけを超えた虐待であり、
パワハラだと言えますが、高校・大学と内部進学したい、
でも勉強を強制されるのは嫌だ、したくないという我儘であれば、
それは、物事の道理をわからせる躾けであり、教育だと
思います。


私立校・中高一貫校において、高校・大学に進学する意思を
示すことは、勉強を強制されることを了承したことになります。


なぜなら、そうすることでしか、高校・大学に進学する道が
ないからです。


一部、勉強以外の何かによって、高校・大学に進学出来るだけの、
特技、能力を、何よりも推薦されるだけの『結果』を出しているならば、
勉強は関係ありません。


しかし、そうでないのであれば、勉強しない限り、
私立校・中高一貫校の場合で言えば、学校の勉強、
テスト、成績で『結果』を出せない限り、いくら、
自分なりに、自分的にやっている、やろうとしている、
頑張っている、だとしても、高校・大学に進学できません。


ですから、高校・大学に進学したいのであれば、
勉強しなさい、勉強しろ、テスト、成績で結果を出せというのは、
そして、勉強のための時間を作るために、部活動を辞めさせる、
スマホを取り上げる、ゲームをさせないなどは、
強制でも、パワハラでもありません。


その『条件』(勉強して、テストで点数を取り、成績を基準に満たす)を
クリアしなければ、進学できないという口うるさいアドバイスです。


これを勘違いし、こじらせている限り、通っている学校は
貴方の思い描く理想の素晴らしい環境、状況とは
かけ離れた存在となります。


そのことを、各学年、各学期で、呼び出し・面談で、
記録された成績で、示されていると思って下さい。


義務教育の中学時代、そして、高校一年次の今頃までは、
その時、その場を取り繕えば、何とかなると思った、
そして実際に何とかなったかもしれませんが、
それ以降は、何ともならない現実、事実を
突き付けられることになります。


二学期のこの時期に呼び出し・面談になり、
進級・進学出来ないことが決まった方は、
わかったかと思われますが、ただ呼び出され、
注意、警告を受けた方は、二ヶ月後に、
その現実、事実を突きつけられないように、
期末テストまでの自分の生活、部活動、さらには
今後の進路、人生をよく考えて、判断、決断することを
オススメします。


こんなうるさい説教よりも、残された機会と時間は、
着々と貴方の可能性を、未来・将来を奪っていくことに
なります。


それに対応出来るだけの力と時間を、どうするのか、
よく考えてみて下さい。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛


立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9
藤和池袋コープ2F(地図


【TEL・FAX】
03-6912-7063



【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□

 私立校・中高一貫校生の二学期からの
 勉強の仕方を電子書籍で提案!
 試し読み・ご購入は以下のサイトで
 ご確認下さい。
















□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

コメント ( 0 )


   記事一覧画像一覧読者一覧フォトチャンネル一覧