私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






昨今、残り時間に対して、やるべきこと、
やらなければならないことを、大量に残してきて、
どこ吹く風という方が増えてきています。


能力的に、時間的に、物理的に不可能な
量をやらせるのは、今ではブラック企業の
パワハラのように扱われることでしょうが、
学校という環境においては、他の方々にも
平等、公平に『課せられて』きたものを、
やってこなかった、やらなかったという
審査・評価を受けることになります。


部活動など、様々な事情があったかもしれませんが、
一人一人の特例、例外を認めてしまったら、
『きちんとやってきた』他の方を
『逆差別』することになりますので、
今後は、いえ、むしろ今後のほうが、
教育の現場において、より『出来る方』
『やる方』を奨励していくように
なっていくと思われます。


一方で、やらない方は論外とし、
出来ない方、ついていけない方も、
『甘え』だと一蹴するかのように、
審査・評価が厳しくなっていくことに
なるでしょう。


学校・先生が、そう口にする、
そう指し示すかのような言動、態度、姿勢を
取ることはないと思いますが、
私立校・中高一貫校の場合、これが、
具体的に、数字として、成績として、
記録され、突きつけられていくことになります。


記録された事実を、結果を
たんたんと言われる正論も
パワハラだと言い始めれば、
もう誰も何も言えなくなって、
ただただ結果だけを言い渡し、
残念でしたねの一言で、
はいさようならということになります。


すでに、私立校・中高一貫校で、
進級・進学出来ないことが決定した方は、
そのたんたんとした、事務的な対応を
されてきたかと思いますが、
現状、進級・進学がかかっている方で、
貯めに貯めてきた宿題や課題、ノートまとめなど、
その結果が伴わなければ、遂げられなければ、
事務的に手続きが進むだけとなります。


都度都度でうるさく言われることが
ハラスメントだと、もっと中長期的に、
導くように、可能性を拡げるように、
しましょうという素晴らしい考え方、
教育もありますが、これが今の学校の
『勉強』の進み方、審査・評価の仕方、
さらには、受験、進学というものに、
当てはまるには、まだまだ時間がかかるのが
現状だと思われます。


難しいところだとは思いますが、
一定一律一様に授業を、勉強を進めていく
学校教育において、やらない方、
出来ない方、ついていけない方に歩み寄れば、
今度は、『きちんとやってきた』、
『やっている』他の方を逆差別することになり、
何よりも、その方々の歩みを止めることに
なってしまいます。


以前も書きましたが、勉強において、
『出来ないことが許されない時』、
すなわち、出来ない壁を乗り越えられないと、
その先の勉強、学問、知識に、ついていけず、
決して解けることのない、解くことが出来ない
問題にぶちあたることになります。


それを、『出来ないでも許せ』、
『何とかしろ』と言われても、
『出来ない』ということを、
『学問』自身が示していることになります。


日本語が全くできない異国の方に、
いきなり受験の国語の問題を解けるようにしろと
言われても、まずは日本語を理解し、
文法表現や単語の意味などを知って
もらわれなければ、書かれている問題文は
暗号にしか、宇宙語にしか、見えないでしょう。


それを、何とかしろと、どんなに言われても、
『最低限の段階』を踏みましょうとしか、
提案できないと思います。


“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”のこと、
日本語で書かれていて、教科書があって、
授業を行って、宿題・課題もやっているんだから、
出来るだろうと思われるかもしれませんが、
その宿題をやってない、教科書を読んでいない、
何よりも、書かれている日本語を理解できないとなれば、
“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”ことですら、
出来るようにはなれません。


昨今の私立校・中高一貫校で、
進級・進学出来なかった方の中で、
そのことを、証明してしまった方も
少なくないでしょう。


要領の良さで、何とか大学まで進学出来たという方も
いるかと思いますが、最終的に現役で卒業まで
たどり着ける、間に合う物理的な(勉強・知識)量と
なっている方は少ないと思います。


今後の私立校・中高一貫校、さらには大学教育においても、
求められるレベル、物事は、厳しくなっていくことが
予想されます。


“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”のこと、
宿題・課題“ごとき”のこと、中高で習う“ごとき”のこと、
かもしれませんが、その量は、年々複雑になって、
増えてることを、そして、(時間的、能力的、環境的に)
難しくなっていることをよく考えておかないと、
この時期に溜まりに溜まった宿題・課題に
苦しむように、勉強に苦しめられていくことになります。


事前事前の対応をするために、日々少しづつでも、
『時間』を作って、対応していけないようであれば、
通っている学校を再考するか、生活を変えるか、
考え方、生き方を変えるか、内部進学という
楽な道ではなく、一発逆転の受験という道を
検討するかという判断・決断をすることを
オススメします。


ただし、上記の選択肢は、『追い込まれてきて』
残された時間内で、“仕方なし”に、自分なりに、
自分的に、『頑張った』程度で、うまくやろう、
楽にやろうとしても、なかなか実を結ぶことは
ないでしょう。


そのことは、各学年、各学期、各定期テストと
様々なシーンで、『経験』してきていると思います。


そろそろ、その『経験』を活かした、
反省と修正を示せるようにしておくことを
オススメします。


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