無かったことにはならない今年度

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2021-03-20 12:39:19

私立校・中高一貫校生　春休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介

連日厳しいことを書いておりますが、
未曽有の事態が行った今年度、
結果が記録されてしまった今、
『休校期間があったから』
『学校のその対応が悪かったから』を、
来年度以降に持ち越すことが出来ません。

特に、ある程度の温情、忖度、配慮が
なされたであろう今年度でも、
進級・進学出来ない方が数名ほど、
いらっしゃったかと思います。

一昨年度からの積み重ねの結果の
末路とはいえ、『今年度』に、
進級・進学出来ない、させてもらえない
となったのは、よほどのことだと
思います。

学校・先生側が、この事態、この状況下で、
進級・進学出来ない、させないという判断を
するということは、それ相応の批判や非難、
苦情や不平不満を受けることも、覚悟の上、
厳しい処分を下したことになります。

進級・進学出来ないだけの相当な『証拠』、
つまりは『記録』された『結果』を、
示されない限り、生徒本人はもちろんのこと、
親御さんは納得されないことでしょう。

ですので、学校・先生側は慎重にかつ、
厳正に厳密に、進級進学要綱と照らし合わし、
審査・評価をした上での、決断を下したと
思われます。

つまり、『今年度』の、この事態・状況下での、
結果を、公正に『記録』し、一昨年度からの
積み重ねも考慮して、下した判断となります。

１・２年生は、このこと、つまり、『今年度』の
成績＝結果が、そこまで慎重に『記録』されたもので
あることを、よく考えて下さい。

先日も書きましたが、
もうこれで、
『休校期間があったから』
『学校のその対応が悪かったから』
『コロナがあったから』などの、
それらを踏まえ、温情、忖度、配慮を
した上で、『記録』されたことになります。

来年度以降は、そこまでの温情、
忖度、配慮があった上で、
記録する結果となりますので、
もう、今年度の“理由”“言い訳”は
来年度以降は通用しない、使えない、
それどころか、それらを理由、言い訳に
使おうものなら、徹底的に、
追い込まれるようなことになって、
かなり早い段階で、進学の合否が
決定する可能性があります。

そのことを考えた上で、今年度の結果を
もう一度よく確認して下さい。

進級・進学出来なかった方同様に、
厳しい結果を記録してしまった方、
それはつまり、学校・先生側が、
覚悟をもってまで記録したわけですから、
相当重い評価（罰）であると受けとめて
下さい。

学校・先生側だって、今年度の成績、記録に
関しては、そこまでの審査・評価を下すことには
及び腰にもなります。

在校生には、まだ機会があるとはいえ、
今年度の影響が、今後、どう出るか、
わかりません。

そのことを踏まえれば、最大限の
温情、忖度、配慮をもって、
ある程度のことは不問とするのが、
普通に考えればわかることでしょう。

にも関わらず、厳しい審査・評価を下し、
結果を『記録』したということは、
学校・先生側の強い意思、
『このままでは（絶対に）進学させませんよ』
と言っていることになります。

特に二年生、来月に新三年生になる方は、
その意思、意図を無視して、好き勝手に
やって、３カ月と半月後に、同じような
結果を示した場合、二学期を待たずして、
進学の合否が決定することになると思います。

そこまでの意味が込められている
結果であると思って、もう一度、
今年度の結果を確認することを
オススメします。