３週間後に始まる学校

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2021-03-18 11:28:38

私立校・中高一貫校生　春休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介

多くの学校で、４月８日前後には入学式、
始業式となっているかと思います。

カレンダーを見て、逆算すれば、
残り３週間であることはわかると
思います。

学年末テストを終えてからの、
この１０日～２週間において、
特別に勉強しようと思った方は
少ないと思いますが、宿題等が、
事前に出されている場合、
“もう”終わらせている、
あるいは終わる目途が立っている
方もいると思います。

終業日の前に、宿題が終わっていると、
何の心配も無く、気兼ねなく、春休みを
楽しむことが出来ることでしょう。

皮肉なことに、進級・進学に問題が無い、
成績が取れている方ほど、そうなっている
傾向が強く、逆に問題がある、成績が
取れていない方ほど、宿題が丸々残っている
ことでしょう。

宿題を事前にやることと、
成績が取れていることには、
特別な因果関係があるわけでは
ありませんが、毎年、宿題をやらない、
溜め込む方の中から進学出来ない方が
出てくることを考えるとと、方程式に
当てはまっているようにも思えます。

受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校の場合、宿題を
やらないのは論外ですが、提出し忘れる、
溜め込む、ギリギリになって、答えを
書き写すとなっている方は、年々、
そして学年が上がるごとに、
淘汰されるように、学校から
去っていっているように思われます。

“たかだか”宿題“ごとき”でと
思われる方は多いと思いますが、
宿題＝演習となってきている昨今、
その“たかだか”“ごとき”を
軽んじていると、平常点はもちろんのこと、
定期テストにおいても、点数が取れず、
苦しまれることでしょう。

今年度以降は、その『宿題』の、
種類、質、量、難度が高まっていき、
とてもとても、部活動や趣味、スマホの
片手間で、やれるものではなくなると
思います。

そうなると、どこまで、あるいは、
いつから、『事前に』行えるように
なれるかが、点数・成績向上、
進級・進学の鍵となっていくと
思います。

また、数年前から指摘しておりますが、
長期休み中など、宿題さえやっていれば、
やりさえすれば、“楽”出来る＝
復習予習などしなくても良い、
私立校・中高一貫校は、“もう”
過去の遺物になってきています。

というより、学校の勉強、授業の進度、
内容が上がってきているのもさることながら、
それ以上に、『生徒の質』、特に、
基礎学力、知識を抜け落ちている方の、
地頭、一般常識、基本的知力は、
ここ数年で、かなり落ちてきています。

失礼ながら、もう一度小学校から、
中学校からやり直さないと、
高校・大学に進学するしないレベルでなく、
社会生活、特に会社に入ることすら、
難しいというレベルにまで
なっている方“すらも”、
中学校から高校“までは”、
『内部進学』出来てしまって
いるのが現状です。

親御さん世代の方も、そろそろ、
部下に、新入社員に、採用面接の際に、
取引先に、外注先に、そういった傾向が
見られる方を見かけるようになってきて
いると思います。

そういった方への対応、再教育、指導、
監督をすることで、学校の先生の気分、
気持ちを分かり合えることになることでしょう。

ただ、学校と異なり、会社では、
『卒業』という概念がありませんので、
一生、あるいは、自分、または相手が
辞めるまで、それが続くことを覚悟して下さい。

話が大げさになりましたが、
情報化、記録化が進み、学校教育も
複雑に、そして難解になりつつある昨今、
事前事前の行動・確認の徹底、
復習予習の大事さを説いておかないと、
なってみてわかった時には、
もう手遅れ、もう取り戻せないと
なりますので、気を付けておくことを
オススメします。