私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







チョロかったというのはもう死語かと思いますが、
要するに、(思ったより)簡単だった、楽勝だったと
いうことですが、実際に、授業の進度、内容、量と、
“まだ”易しかった、そして、優しかったと思います。


ほとんどの方が、“そう”勘違い、思い違いをしている中、
すでに、ついていけない、わからないことが
続出しているという方は、ある意味、ラッキーです。


言い方が悪いですが、過半数以上の方が、
そのついていけない、わからないことが、
『わかっていない』からです。


それを、『今現時点』で、わかった、気付いたのであれば、
後は、どうするかの対応をすれば良いかを考えればいいのです。


まずは、学校の先生に相談し、補習や補講、さらには、
追加課題などをもらえるのなら、もらっておきましょう。


まだ、始まったばかりの『今なら』、学校の先生も
親身になって相談にのってくれますし、色々と
教えてもくれるでしょう。


これが、テスト前になって、それこそ一週間前の直前になって、
聞きに来る、それも、初歩、基本となる箇所を、
『わからない』=『忘れた』から、もう一度教えろ、
説明しろといった態度、姿勢では、学校の先生も、
今更感から、無下に扱うようになるでしょう。


私立校・中高一貫校の先生に限らず、社会に出てからも、
基本的に、“普段から”、わからないことがあったら、
すぐに聞きにいく姿勢、態度を示しておかないと、
他人からは呆れられる、嫌われることになります。


そして、“ただ”『何も考えず』『理解しようともせずに』
わからない(自分が理解・納得できない)から、わからないという、
言動では、相手からの答えはおろか、詳しい優しい説明、解説も
期待できなくなります。


『具体的に』『何が』『どの箇所・部分が』
『どうなることが』『どうしてこうなるのか』が、
わからないと言えて、さらに、自分ではこう考える、
自分の考えの、やり方の、どこが違うのか、
どうすべきなのか、を聞かない限り、
相手も、答えようがないとなります。


こういったことは、社会に出てからも“役立つ”勉強であり、
今後は、こういった質問をする側、つまり質問者の質、レベルが
問われるようになっていくことでしょう。


4月の授業、勉強、宿題で、ついていけてない、
わからないと感じられた方は、『このこと』に
いち早く気付き、GW明けから行動し始めれば、
中間テストまでに間に合い、この一学期を乗り切ることが
出来ます。


さて、問題になってくるのは、といいますか、
ほとんどの方は問題になってはいても、
中間テストで、『思い知らされる』ので、
そこまで問題にならないのですが、
中間テストを受けても尚、頑ななまでに、
『ソレ』を受け入れない方は、
かなり厳しい状況に陥ることになります。


失礼ながら、これは親御さんにも、
見受けられることですが、
最初の、一回目のテストであろうと、
“たまたま”“今回は”で、済ませて、
“次は”“何とかなるだろう”と楽観視し、
対応が後手後手に回り、ズルズルと
『結果』を『記録』してしまうと、
私立校・中高一貫校での勉強、テスト、成績、
そして、進級・進学問題の沼に
ハマっていくことになります。


先月からうるさく書いておりますが、
学校から、『進級・進学要綱』『年間スケジュール』
『成績の付け方』が、渡されている以上、
ソレらに『従い』、学校生活を送ること、
正確には、『授業』『勉強』をすることに、
了承したことになっています。


中間テストを受けても尚、頑ななまでに、
『ソレ』を受け入れないということは、
その、契約、約束を軽んじ、甘く見積もって、
一回目の『結果』が『記録』された、
“その”『結果』すらも、軽んじて、
甘く見積もっていることになります。


この一学期までは、様子見されても、
“まだまだ”大丈夫、次があるかもしれませんが、
何度もうるさいくらい書いている通り、
この一学期、『最も点数・成績がとりやすい』テスト・学期で、
点数を落し、(点数・成績の)『保険』『貯金』無く、
学校行事、部活動で“忙しくなる”二学期に、
『何とかなる』『何とかしよう』と考えることは、
リスクが高いです。


その上、さらに、長期休みの夏休みは、
『休み』だからということで、勉強から離れ、
思い出作りに満喫し、すっきりすっかり、
リフレッシュしたつもりで、二学期を迎えて、
授業が始まり、『なってみて、わかった』で、
テストの結果を積み重ねていくと、
もう後が無くなります。


それも今年度、今学年“だけ”のことで、
次年度、次学年からはと、思われると思いますが、
学生時代、学年が上がるごとに、勉強も、『部活動も』
内容、環境、状況、難易度が変わります。


運動部の方はわかりやすいですが、
レギュラーになったりすれば、
当然、その責任とまでは言いませんが、
役目、役割、義務が発生し、
時間的、体力的にも、強制されることに
なります。


『ソレ』をうまくやる、こなすことが、
『文武両道』の始まりなのかもしれませんが、
すでに『文』において、マイナス、借金、負債が
あるのに、『文武』両方からの負担が増えると、
いかに体力がある中高生といえど、
耐えられないことでしょう。


まだ、学校が始まったばかりで、そこまでのことを
考えられない、考えていないかもしれませんが、
そういう最悪、最低の『想定』をしておかないと、
この一学期において、『余裕』『貯金』を作っておこうとは
思えないことでしょう。


新入生の方は、まだ『結果』が出ていないので、
そんなことは、『なってみないと、わからない』ことでも、
余裕を見せれますが、2・3年生は、すでに、
『結果』が『記録』されていますので、
“残り”の『機会』をよく考えて、
この一学期に臨まないと、『なってみて、わかった』の
後悔をすることになります。


その後悔が、『もう少し(二学期以降)楽出来たのに』
『そこまで、不安になる、葛藤すること無かったのに』
程度で済めば、学生時代の良い(苦い?)思い出で済みますが、
進級・進学出来なかったとなった場合、あの時、あのテスト、
あの学年、学期『に』、あるいは『から』の後悔となります。


“そう”ならないためにも、
この一学期から、いえ、この一学期を、
落さないように、貯金、余裕を作るように、
早め早めに行動しておくことをオススメします。



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