宝くじの当選金が高額になって随分経ちます。
ちょうど年末ジャンボ宝くじも販売中。
もし高額金に当選したら、どうしますか?
今日発売の週刊誌の人生相談によると、半年間は沈黙を守るのは常識であるとのこと。
どうしよう、黙っていられるかなぁ。
でも自分が誰にも言わない限り、ばれる心配はない。
絶対に誰にも言わないでね、と指切りげんまんしようと、たとえたった一人でも話してしまったら最後、それは何人もの人の知る所となってしまうでしょう。
タクシーに乗っていて、ある建物の前を通った時、運転手さんが言いました。
『ここに住んでる人、去年の年末宝くじで1億円当たったらしいですわ』
もしそれがデマだとしても、こうして口伝えに広がっていくのです。
人の口に戸は立てられないというけれど、恐るべし噂話。
相談者の人は五千万円が当たり、半分を両親の家の建て替え費用に充てたところ、親戚中から無心されたそうです。
すべてなくなってしまった頃、弟から事業資金を貸してくれと言われ、もうないと言ったら俺だけ貸してくれないとはどういう事だと、殴り合いのケンカになったそうです。
殴り合いで済んで良かったね、とは回答者の言葉。
私も本当にその通りだと思いました。
命落とさなくて良かったね、と。
お金に揺さぶられる人生は送りたくないと、回答者の本には書いてありました。
半額シールのついたお惣菜を買うか買うまいか悩んでいる、お金に揺さぶられっぱなしの私もいつの日か、そう言ってみたい。
けれど、回答者も言っていましたが、宝くじの胴元は銀行なんですよね。
銀行といえば、まさにアンタッチャブルの手先。
こうやって貧しき庶民は、マネーゲームの端っこで踊らされていくのです。
明日から私も、半額シールのお惣菜なんかに揺さぶられないぞっ! と思いながらも年末ジャンボ買ってしまいそう。
でもたとえ当たったとしても、半年間は誰にも言わない覚悟はできました。
あとは当たるだけ♪