うわごと日記

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差し歯。

2006-11-01 23:44:15 | 日常
わたしの上の前歯、門歯2本とその隣の歯1本の計3本は差し歯である。
以前は保険が適用されないセラミック差し歯だったが、
去年か一昨年、隙間ができてぐらついているのが発覚して作り替えになったとき、
ゼニもないし、ま、ものは試しに~、
健保適用ので作ってもらった。
ものは試しだったが、できあがった前歯は思ったより全然まともだった。
しかもなにしろ安い。
セラミック前歯は3本15万円くらいした記憶があるが、
健保前歯は治療費込3本1万円ちょいだったのだ。

が、健保の前歯はさすがにセラミックより、激安な分、やわかった。
スペアリブの骨にへばりついた肉をしぶとくしゃぶり食っていて、
つい骨の部分を噛んだら、ガリっというイヤ~な音がした。
見た目はどうもなってなかったが、差し歯の端っこを舌で触ると微妙な凹凸ができていて、歯医者で診てもらったらやっぱり微妙に欠けていた。
が、端っこだったのでセンセは。

「うーん、この端っこだけだから、全部作り直すのはもったいないわねえ。根っこの状態もかなり改善されてきてるし、端っこだから、欠けたほうに2本残して切り離して、そっちだけ新調しましょう」。

余談だが、わたしのかかりつけの歯医者のセンセは女医さんで、しかも胸はEかFカップ。治療の最中、そのEだかFだかのおっぱいがわたしの頭にくっつくことがあり、気持ちよいというか、ものすごい安心感がある

女のわたしでもあれだけ気持ちよいのだから、おっぱい星人な男患者など、ここでの治療は至福の時であろう

そういうわけでわたしの前歯の差し歯は、
3本合体型から2本合体+1本になったのだが。

忘れもしない今年の大魚夜市の夜。
N塚長姉の買った八枚重ねミルクせんべいを意地汚く「一口ちょうだい~」したら、そのミルクせんべい、微妙にしけってて、それを差し歯な前歯で無理やり噛み千切ったら、1本独立の差し歯が微かにグキッとな…。

普通ならそのまま忘れてほっといたはずだが、
歯周病治療で月一通院を続けていたため、
その次の通院日、「何かおかわりありませんか?」と衛生士さんに訊かれたときにその件を打ち明けたら。

その前歯をちょっと触ってみた途端、センセは「うわっ」と小さく呟き、すぐさまレントゲンとあいなった。

結果は。
脱臼。
歯根脱臼。


センセはあのとき切り離さず3本まとめて作り直すべきだったと後悔し、
わたしは意地汚くミルクせんべいを「一口ちょうだい~」したことを後悔した。

切り離していた2本と1本をくっつけて落ち着くまで様子をみることになり、以来2ヵ月、なるべく前歯でものを噛まないように気をつけたら。

脱臼もかなり落ち着いたので、
前歯は3本合体型のを再び新調することになった。

この日ぶじはまりました。


訂正「保健」→「保険」
明細によると「歯冠修復及び欠損補綴 3,381点」だそうなので、
3,381点÷3本=1,127点。
1,127点×3割負担=1本3,381円なり。