うわごと日記

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映画界にのさばるピカルディ・シェパード。

2006-11-08 00:03:19 | 
「きいてほしいの、わたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」を借りて観たのは、今年の春くらいのことだった。
「ウィン・ディキシー」というのは犬の名前だ。主人公の孤独な女の子がひょんなことから拾った野良犬である。
「ウィン・ディキシーの『いた』夏」という過去形が、犬が死ぬかいなくなるかしそうなイヤ~な感じだったが、パッケージの犬の写真があんまりバカ可愛かったので、勇気を振り絞って借りてきたのである。

どうして日本の動物映画って、最後には動物死なさないと気がすまないんだろうね。死なして泣かすのは「感動」じゃねえっつうの。「こぎつねヘレン」だって、男の子と三重苦のこぎつねの気持ちが通じあうとか、三重苦のこぎつねが「水」の意味に気づくとか、一番いいとこで終わらせて、最後にテロップで「ヘレンはこの○年後、亡くなりました。ほんの数年の生ではありましたが、力いっぱい生きた数年でした」って報告するとかって作り方がなんでできないんだろうねえ?)←もちろん観てません、「こぎつねヘレン」。もしこういう作り方の映画だったら観たいので、観た人、ご一報ください。

いま「南極物語」を借りている。もちろんディズニーのリメイクのほうである。これは殆ど犬死なないらしいのよ。高倉健の「南極物語」は当たり前だが観ていない。そんな史実に忠実な辛いもん、怖くて絶対観られない

ちなみにわたくし「ベンジー」で、ベンジーが恋人ティファニーを助けるために街を必死に走るところで、涙で画面が観えないくらい泣いた女です

勇気を振り絞ってよかったよ。
ウィン・ディキシーは最後まで死にもいなくなりもしなかったよ。
畜生、紛らわしい邦題つけやがってよ。

行方不明になったりするが、最後には無事戻ってくる

で、ウィン・ディキシーですが。


米オフィシャルhttp://www.becauseofwinndixiemovie.com/ より無断転載。

どう見ても雑種だと思うっしょ?
レンタルだけどメイキング付録についてて、それも見てたら。
ぬゎんと純血種っっ!!
ピカルディ・シェパードって犬種なんだと。
どの面下げてシェパードって感じっすが、いやもうびっくり。

動物映画の主役クラスの動物って、
動物の疲労とか適性も考えて、何匹かで一匹を演じたりするでしょ。
原作の表紙のイラストのイメージに近い雑種テイストな外見は必須だけど、数匹で一匹の役をやれるくらい同じ外見のを集めるのは本当の雑種では難しい。
ので、ピカルディ・シェパードが選ばれたのだそうだ。

というわけでピカルディ・シェパードという犬種のことを知ったのだが。

七月に「パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト」を観に行った。
これにも出ていやがった、ピカルディ・シェパード。

そして九月に「イルマーレ」(ハリウッドリメイク版)を観に行けば。
これにも出ていやがったよ、ピカルディ・シェパード。

ところでこの日、やっと「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」を観に行った。
水曜レディースデイ♪ 女なら若くてもばばあでも誰でも1000円♪ よくぞ女に生まれけり~♪
「木更津キャッツアイ」の見事な締め括りであった。