困った女王様

サンマルクから期間限定ランチの招待メールが来ていた。
Ｎ塚長姉とＲＰ祐子に転送したら２人も乗り気になったので、３人で食べに行った。

ところでこれを食べるためには、届いたメールのプリントアウトが必要だ。
わたしは珍しく忘れずプリントして持ってきてたが、
わたしがうっかり忘れたときのためにＮ塚長姉もプリントしてきてて、
鞄の中をごそごそ探している間に長姉が自分のプリントを出してしまった。

これが悲劇の元だった。

プリントするとき、ほんの一行か二行だけ、次のページにはみだすことってあるべ？
そういうのってもったいないから、別のプリントするときに使ったりするべ？

長姉ももちろんそうしていたのだが。

食後のコーヒー飲みながら、ホッチキスでレシートに止められた長姉のプリントをなんとなく開いて眺めていたＲＰ祐子が、急にコーヒーを喉に詰まらせた。

「どないしたん？」
「ぎゃはははは！！　ツカさん（長姉の通称）、サイテーっっ！！！」

見てみれば。
ほんとのほんとにサイテーでした。
肝心のプリントは長姉が持ち帰ってしまいましたが、
元メールから再現してみました。


ボーイズラブコンテンツなランチの女王……。

人の振り見てわが振りなおせ。
プリント用紙の再利用には気をつけよう。