ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

はじめにお読みください

健保連大阪中央病院に勤務するラパロスコピスト(腹腔鏡術者)のブログです。婦人科腹腔鏡下手術、子宮内膜症、慢性骨盤痛等の治療を専門としています。

このブログでは腹腔鏡下手術、子宮内膜症、子宮筋腫に関する基本的な事柄については解説していません。まず、下記のウェブサイトをご覧になることをお勧めします。
日本子宮内膜症協会
子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ

手術を希望される方はこちらをご覧ください。

医療相談、ご質問にはお答えしませんのでご了承ください。

おすすめの本はこちら?ブックス・ラパロスコピスト

伊藤病院でオペ

2006-07-01 | 大阪日記
今日は伊藤病院でオペをしてきた。
伊藤先生(日本の婦人科腹腔鏡下手術の父、と私は呼んでいる)に助手をしてもらった。

手術は、多発性子宮筋腫で腹腔鏡下子宮筋腫核出術をした。
小開腹をともなう腹腔鏡補助下子宮筋腫核出術(LAM)ではなく、
全ての操作を腹腔鏡下で行う腹腔鏡下子宮筋腫核出術(LM)である。(LAMはLMではない。誤解のないように)

約2時間半で10個の筋腫を核出、モルセレーターで回収した。
(多くの人は信じられないかもしれないが、私の結紮縫合は早い。これくらいの時間で終わるのは普通である。)

やはり体腔内操作は素晴らしい。
私の技術で多くの人が開腹手術が避けられ、喜んでいただけるのであれば、幸せだ。

私も京都でのオペを楽しませていただきました。(伊藤先生、ありがとうございました。)
コメント
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