演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/10/10 第4回 渋谷金王町講談会(東福寺涅槃堂)

2009-10-10 | 講談協会
一龍斎貞鏡…『高野長英と三次』
※8月の「湯島 講談の夕べ」以来2度目の『高野長英』
貞鏡さんは読み物の部分はキッチリした口調なのですが、くだけた会話部分が弱いような気がします。
まぁ、素人が言うのもナンですが、芝居などを見て研究したらいかがでしょうかねぇ…

一龍斎貞弥…『???』
※ちょっと放心状態で、ほとんど記憶に残ってません・・・
「平安時代」「重氏(しげうじ)」「千里(ちさと)」というキーワードから、『石童丸』かな???

一龍斎貞友…『真柄のお秀』
※おなじみの『真柄のお秀』は、もう貞友先生以外では聴けませんな!
お秀登場時の声が「しんべヱみたいね」って、そのままやないかーい!

田辺凌鶴…『死刑と裁判員制度』
※裁判員になった人たちが、「罪状」「刑」について侃々諤々の議論を展開する新作講談。
裁判員になった人のキャラクターがもう少しハッキリと浮き彫りされていると、もっと判りやすくなると思うのですが・・・

《お仲入り》

竹林舎青玉…『小猿七之助 -一人船頭 一人芸者-』
※こちらは今年3月の「広小路亭講談会」で聴いた読み物。
2度目なので内容もスムーズに理解できましたが、それ以上に今日は青玉先生が珍しくハイテンションでした。

一龍斎貞心…『市弥と島藤』
※今年3月の「貞心の会」の後席でかけた読み物。
義兄弟の契りを結んだ市弥と島藤の、実の兄弟以上に温かみのある内容でした。