11:00
『時事呆談』
◎三笑亭可楽
◎橘ノ圓
◎春風亭小柳枝
司会:新山真理
会場(1-1教室)係の柳太郎師匠から、
「それでは司会の新山真理“先生”どうぞ!」
と紹介されて真理さんが登場。
最初はシャレで“先生”と言ってるのかと思いましたが、色物の方は“先生”と呼ばれることもあり、実際に柳太郎師匠のブログで「新山真理先生」と書かれているのを見たことがあるので、『あー、普段から真理先生って言ってるんだ』と妙に納得しちまいました!
その後から“芸協の重鎮”である3師匠が舞台に上がられ、「爺呆談」ならぬ『時事呆談』がスタート。
まずは“飲む・打つ・買う”の話から。
このような話題は圓師匠の独壇場で、可楽師匠が補足するような感じ。
このお2人に三遊亭小圓遊・春風亭梅橋師という早世されたお2人を合わせた4人が同期だそうで、「赤線・青線」の話から現役の某師匠がいただいた病気のことまで貴重な逸話を聞くことができました。
ちなみに小柳枝師匠は「買う」よりも「打つ」菊花賞の方が気になっていたようです。
さらに「師匠と弟子」「真打と襲名」から「スポーツ(野球)」「ケガ」「酒」「新山真理」という話題まで、笑いっ放しの45分でした!
ちなみに可楽師匠はまだまだ喋り足りないようでしたが、来年もこのメンバーで楽しい話を聞きたいものです。
13:00
『色物落語会』
《出演順》
マグナム小林…『転失気』
マジックジェミー…『道具や』
土屋伸之(ナイツ)…『目薬』
塙宣之(ナイツ)…『ヤホー落語』
新山真理…『錦の袈裟』
江戸家まねき猫…『楊貴妃』
今年は昨年までの整理券方式と違い「ホール落語会」以外は各教室への先着順入場。
3階にある会場(3-2教室)前から並び始めた列は4階の屋上入口前から折り返して・・・どこまで行ったか確認していません・・・
定刻を少し過ぎて開場。
ところが教室内に置かれた椅子は30脚のみ。ほとんどのお客さんは立ち見(もちろんアタシも)なので、教室内は人いきれでムンムンしていました。
教室係の夢花師匠から、
「音が気になりますから、写メは撮らないで下さい」
(じゃあ、デジカメはいいのか?)
という感じで、デジカメ撮影する人がチラホラ。
このような注意事項はキチンと徹底して欲しいですね。
マグナムさん
元・本職。
「何でコイツが色物落語会に?と思っている人が多いと思いますが、私もそう思っています」
内容は“元・本職”ということを考えると・・・
ジェミーさん
真っ赤な髪にサングラス。で、着物を着て登場!
英語交じりの落語だけに与太郎は『YOYO(よよ)』になっていましたが、色んな手品グッズを駆使しての楽しい一席でした。
ここで夢花師匠が、「後ろの人が『見えない』と言うので・・・」と高座の上に学習机を2つ置き、その上に座布団を置くという荒技!!
そういえば、マグナムさんもジェミーさんも“高座返し”をしなかったんですが、夢花師匠は机の上に座布団を置く時に縫い目の位置を確認していました。流石!
土屋さん
若草色の着物で登場。
昔は“文盲(もんもう)”の人が多かったというマクラから『目薬』へ。
さすがに落研出身だけあって“上下(かみしも)”の使い方が見事。
さらに字が読めない亭主と健気な女房の演じ分けも素晴らしく、隠れた才能の片鱗を見せてくれました!
塙さん
紺の着物を着流しのようなスタイルで登場!
このまま“仁侠映画”に出られそうです!?
“パソコソ”を買った与太郎が“うごが”で落語を見て、落語家になりたいという。
おじさんから「一週間で古典落語ができたら認めてやる」と言われ『寿限無』を覚えた与太郎。
“ごぼうのすりきれ”“くりぃむしちゅーの水行末、雲来末、風来末”などなど。
途中で飽きてきた与太郎におじさんが、「相方だって『目薬』をやったんだからちゃんとやれ!」と一喝する場面も。
グダグダになりそうながらも最後はキチンと“オチ”まで決めて、こちらも落研出身の実力を発揮した高座でした!
真理さん
「色物落語会でも“ヒザ”です」
「この後、トリは猫です」
ツカミはOK!
「時事呆談」での“女郎買い”話をマクラに『錦の袈裟』へ。
通常は錦の袈裟を締めるのは与太郎と言う設定が多いのですが、真理さんは「熊さん」という設定。
常々、与太郎におかみさんがいることに疑問を感じている身にとっては、納得の“キャスティング”。
この熊さんが「鮑のしの甚兵衛さん」みたいな人で、お寺に袈裟を借りに行く場面などは抱腹絶倒!
真理さんの口から出た“ちんわ”という言葉に萌え~
『芸歴25年』は伊達ではないということを実感した高座でした。
ここで再び夢花師匠が登場。
「机が心配なので・・・」
と机を下げたところでまねき猫さんが高座へ!
四代目の痴楽師作の『楊貴妃』を、先月亡くなった五代目から教わったそうです。
(そういえばまねき猫さんも「痴楽一門」です)
歌やモノマネを交えながら、最後にはしっかりオチまで付いて・・・。
色物さんたちの普段の寄席では見られない、意外な(?)一面を堪能した色物落語会でした!
15:00
『講談教室』
『鉢の木 -源左ェ門駆け付け-』
『徂徠豆腐 -2分バージョン-』
講師:神田陽子
助手(?):神田京子
今年も(1-4)教室で行われた講談教室。
今年の講師は陽子先生ですが、とにかく明るくて楽しい講義。
陽子先生の教え方は「褒めて、褒めて、褒めまくる」という感じで、生徒を褒め、きょこタンを褒め、最後は自分で陶酔するという・・・高座のまんまの明るさ。
最初は体験を嫌がっていた小学三年生の男の子を、宥(なだ)め、煽(おだ)て、賺(すか)して高座に上がらせたのはまさに“熟練の技”!
それにしても「講談を“読む”」ことの難しさといったらハンパねぇっす。
今までこのブログで「あーだ、こーだ」好き勝手に書いてましたけど、ちょっとは考え方を改めなければ???
※その他の感想はまた後日・・・
『時事呆談』
◎三笑亭可楽
◎橘ノ圓
◎春風亭小柳枝
司会:新山真理
会場(1-1教室)係の柳太郎師匠から、
「それでは司会の新山真理“先生”どうぞ!」
と紹介されて真理さんが登場。
最初はシャレで“先生”と言ってるのかと思いましたが、色物の方は“先生”と呼ばれることもあり、実際に柳太郎師匠のブログで「新山真理先生」と書かれているのを見たことがあるので、『あー、普段から真理先生って言ってるんだ』と妙に納得しちまいました!
その後から“芸協の重鎮”である3師匠が舞台に上がられ、「爺呆談」ならぬ『時事呆談』がスタート。
まずは“飲む・打つ・買う”の話から。
このような話題は圓師匠の独壇場で、可楽師匠が補足するような感じ。
このお2人に三遊亭小圓遊・春風亭梅橋師という早世されたお2人を合わせた4人が同期だそうで、「赤線・青線」の話から現役の某師匠がいただいた病気のことまで貴重な逸話を聞くことができました。
ちなみに小柳枝師匠は「買う」よりも「打つ」菊花賞の方が気になっていたようです。
さらに「師匠と弟子」「真打と襲名」から「スポーツ(野球)」「ケガ」「酒」「新山真理」という話題まで、笑いっ放しの45分でした!
ちなみに可楽師匠はまだまだ喋り足りないようでしたが、来年もこのメンバーで楽しい話を聞きたいものです。
13:00
『色物落語会』
《出演順》
マグナム小林…『転失気』
マジックジェミー…『道具や』
土屋伸之(ナイツ)…『目薬』
塙宣之(ナイツ)…『ヤホー落語』
新山真理…『錦の袈裟』
江戸家まねき猫…『楊貴妃』
今年は昨年までの整理券方式と違い「ホール落語会」以外は各教室への先着順入場。
3階にある会場(3-2教室)前から並び始めた列は4階の屋上入口前から折り返して・・・どこまで行ったか確認していません・・・
定刻を少し過ぎて開場。
ところが教室内に置かれた椅子は30脚のみ。ほとんどのお客さんは立ち見(もちろんアタシも)なので、教室内は人いきれでムンムンしていました。
教室係の夢花師匠から、
「音が気になりますから、写メは撮らないで下さい」
(じゃあ、デジカメはいいのか?)
という感じで、デジカメ撮影する人がチラホラ。
このような注意事項はキチンと徹底して欲しいですね。
マグナムさん
元・本職。
「何でコイツが色物落語会に?と思っている人が多いと思いますが、私もそう思っています」
内容は“元・本職”ということを考えると・・・
ジェミーさん
真っ赤な髪にサングラス。で、着物を着て登場!
英語交じりの落語だけに与太郎は『YOYO(よよ)』になっていましたが、色んな手品グッズを駆使しての楽しい一席でした。
ここで夢花師匠が、「後ろの人が『見えない』と言うので・・・」と高座の上に学習机を2つ置き、その上に座布団を置くという荒技!!
そういえば、マグナムさんもジェミーさんも“高座返し”をしなかったんですが、夢花師匠は机の上に座布団を置く時に縫い目の位置を確認していました。流石!
土屋さん
若草色の着物で登場。
昔は“文盲(もんもう)”の人が多かったというマクラから『目薬』へ。
さすがに落研出身だけあって“上下(かみしも)”の使い方が見事。
さらに字が読めない亭主と健気な女房の演じ分けも素晴らしく、隠れた才能の片鱗を見せてくれました!
塙さん
紺の着物を着流しのようなスタイルで登場!
このまま“仁侠映画”に出られそうです!?
“パソコソ”を買った与太郎が“うごが”で落語を見て、落語家になりたいという。
おじさんから「一週間で古典落語ができたら認めてやる」と言われ『寿限無』を覚えた与太郎。
“ごぼうのすりきれ”“くりぃむしちゅーの水行末、雲来末、風来末”などなど。
途中で飽きてきた与太郎におじさんが、「相方だって『目薬』をやったんだからちゃんとやれ!」と一喝する場面も。
グダグダになりそうながらも最後はキチンと“オチ”まで決めて、こちらも落研出身の実力を発揮した高座でした!
真理さん
「色物落語会でも“ヒザ”です」
「この後、トリは猫です」
ツカミはOK!
「時事呆談」での“女郎買い”話をマクラに『錦の袈裟』へ。
通常は錦の袈裟を締めるのは与太郎と言う設定が多いのですが、真理さんは「熊さん」という設定。
常々、与太郎におかみさんがいることに疑問を感じている身にとっては、納得の“キャスティング”。
この熊さんが「鮑のしの甚兵衛さん」みたいな人で、お寺に袈裟を借りに行く場面などは抱腹絶倒!
真理さんの口から出た“ちんわ”という言葉に萌え~
『芸歴25年』は伊達ではないということを実感した高座でした。
ここで再び夢花師匠が登場。
「机が心配なので・・・」
と机を下げたところでまねき猫さんが高座へ!
四代目の痴楽師作の『楊貴妃』を、先月亡くなった五代目から教わったそうです。
(そういえばまねき猫さんも「痴楽一門」です)
歌やモノマネを交えながら、最後にはしっかりオチまで付いて・・・。
色物さんたちの普段の寄席では見られない、意外な(?)一面を堪能した色物落語会でした!
15:00
『講談教室』
『鉢の木 -源左ェ門駆け付け-』
『徂徠豆腐 -2分バージョン-』
講師:神田陽子
助手(?):神田京子
今年も(1-4)教室で行われた講談教室。
今年の講師は陽子先生ですが、とにかく明るくて楽しい講義。
陽子先生の教え方は「褒めて、褒めて、褒めまくる」という感じで、生徒を褒め、きょこタンを褒め、最後は自分で陶酔するという・・・高座のまんまの明るさ。
最初は体験を嫌がっていた小学三年生の男の子を、宥(なだ)め、煽(おだ)て、賺(すか)して高座に上がらせたのはまさに“熟練の技”!
それにしても「講談を“読む”」ことの難しさといったらハンパねぇっす。
今までこのブログで「あーだ、こーだ」好き勝手に書いてましたけど、ちょっとは考え方を改めなければ???
※その他の感想はまた後日・・・