一龍斎貞鏡…『西郷隆盛伝』
一龍斎貞弥…『姉川軍記 木村又蔵 -鎧の着逃げ-』
一龍斎貞友…『厩火事』
《お仲入り》
田中真弓(特別出演)…「歌とトーク」
一龍斎貞友…『左甚五郎 -あやめ人形-』
当初は気にも留めてなかった(失礼!)貞友先生の会ですが、6日の湯島天神の時に「田中真弓さんと貞鏡さんも出演します」という案内があり、その場でチケットを購入してしまいました!
会場は6時からですが、それ以前に広小路亭前は結構な列。
しかも中学生~OLまでの女性が多いという、明らかに田中真弓さん目当ての感じ。
場内は今までに経験したことがない雰囲気に包まれていました。
とにかく“大入り満員札止め”状態。何度も「お膝送り」が行われ、まさに“エコノミー症候群”寸前
貞鏡さん
いつもとは違う客層の中で『西郷隆盛』の一席。
おそらく講談を初めて聴くという人が多い中で、幕末の有名人、しかも「上野」という場所でナイスな選択だと思います。
隆盛の波乱の生涯をコンパクトにまとめ上げていました!
貞弥さん
こちらは『鎧の着逃げ』という講談ではおなじみの演目ですが、漫画のような展開がこのような客層に大ウケでした!
貞友先生(前席)
後席が「夫婦もの」なので、それに関連して“髪結いの亭主”の『厩火事』。
まぁ、これはほとんど落語ですな!
お仲入りをはさんで特別ゲストの田中真弓さんが登場!
いきなりファンの方から花束のプレゼントがありました
アタシはアニメ・漫画については門外漢なので全く存じ上げなかったのですが、
“ゴーグルでゴグ”ってWikipediaを見るとスゴイ経歴の方なんでビックリ!
ちなみに貞友先生の声優としての経歴もスゴイ!
田中真弓さんは広小路亭の高座に多少戸惑いながらも、オリジナルの『あたしアマリリス』では所狭しと踊り回り、さらには客席に下りるパワフルな動き。
一転して雪村いずみの『約束』を歌い始めると場内は静寂に包まれ、ファンの方の中にはハンカチで顔を覆って泣く人も・・・。
笑わせて、泣かせて、感心させて、まさに“これぞ、プロの芸”というものを見せていただきました!
貞友先生(後席)
「ネタおろしだから面白くないですよ」と言いつつ、名工・左甚五郎がまだ世に出る前の苦労と苦悩を描いた物語。
前座さんや二ツ目さんの中には、詰まったり、絶句したりすると「ネタおろしなので・・・」と高座上から“言い訳”をする人がいますが、アタシはそういうのが大嫌い!
その点、貞友先生はとても“ネタおろし”とは思えないスムーズは展開。
これが真打の貫禄なんでしょうね。
甚五郎本人と甚五郎を取り巻く人々の胸中が見事に描かれた一席でした!!!
一龍斎貞弥…『姉川軍記 木村又蔵 -鎧の着逃げ-』
一龍斎貞友…『厩火事』
《お仲入り》
田中真弓(特別出演)…「歌とトーク」
一龍斎貞友…『左甚五郎 -あやめ人形-』
当初は気にも留めてなかった(失礼!)貞友先生の会ですが、6日の湯島天神の時に「田中真弓さんと貞鏡さんも出演します」という案内があり、その場でチケットを購入してしまいました!
会場は6時からですが、それ以前に広小路亭前は結構な列。
しかも中学生~OLまでの女性が多いという、明らかに田中真弓さん目当ての感じ。
場内は今までに経験したことがない雰囲気に包まれていました。
とにかく“大入り満員札止め”状態。何度も「お膝送り」が行われ、まさに“エコノミー症候群”寸前
貞鏡さん
いつもとは違う客層の中で『西郷隆盛』の一席。
おそらく講談を初めて聴くという人が多い中で、幕末の有名人、しかも「上野」という場所でナイスな選択だと思います。
隆盛の波乱の生涯をコンパクトにまとめ上げていました!
貞弥さん
こちらは『鎧の着逃げ』という講談ではおなじみの演目ですが、漫画のような展開がこのような客層に大ウケでした!
貞友先生(前席)
後席が「夫婦もの」なので、それに関連して“髪結いの亭主”の『厩火事』。
まぁ、これはほとんど落語ですな!
お仲入りをはさんで特別ゲストの田中真弓さんが登場!
いきなりファンの方から花束のプレゼントがありました
アタシはアニメ・漫画については門外漢なので全く存じ上げなかったのですが、
“ゴーグルでゴグ”ってWikipediaを見るとスゴイ経歴の方なんでビックリ!
ちなみに貞友先生の声優としての経歴もスゴイ!
田中真弓さんは広小路亭の高座に多少戸惑いながらも、オリジナルの『あたしアマリリス』では所狭しと踊り回り、さらには客席に下りるパワフルな動き。
一転して雪村いずみの『約束』を歌い始めると場内は静寂に包まれ、ファンの方の中にはハンカチで顔を覆って泣く人も・・・。
笑わせて、泣かせて、感心させて、まさに“これぞ、プロの芸”というものを見せていただきました!
貞友先生(後席)
「ネタおろしだから面白くないですよ」と言いつつ、名工・左甚五郎がまだ世に出る前の苦労と苦悩を描いた物語。
前座さんや二ツ目さんの中には、詰まったり、絶句したりすると「ネタおろしなので・・・」と高座上から“言い訳”をする人がいますが、アタシはそういうのが大嫌い!
その点、貞友先生はとても“ネタおろし”とは思えないスムーズは展開。
これが真打の貫禄なんでしょうね。
甚五郎本人と甚五郎を取り巻く人々の胸中が見事に描かれた一席でした!!!