”春通販”のセットより。
【セット8】から【セット12】までの2本セット。
全て”飲み比べ”という趣向にしています。
【セット11】はボルドーの右岸と左岸の赤の飲み比べ2本セット”。
左:2013年 ドメーヌ ドゥ コンポステル (右岸:ポムロール地区)
右:2010年 シャトー オー ドゥ ラ ベコー(左岸:ポイヤック地区)
さて、グリーン レターには【セット12】の次に特別企画が2つ続いております。
<1>はグラッパ企画
造り手は名門中の名門マッツェッティ社。
北イタリアのピエモンテ州、ワインの銘醸地モンフェッラートのアルタヴィッラの丘の上に、イタリアを代表する蒸留所、マッツェッティがあります。創業は1846年。マッツェッティは、寒い地方の労働者の飲み物、アルコールが強いことが自慢のイタリアの名物食後酒であったグラッパを上質な部分(クオーレ)しか商品に用いないことで世界的な銘酒に導きました。
(蒸留所の入口です。)
(ワインを造る際に出たブドウの搾りかすが集められます。)
(蒸留システム。)
グラッパはワインを造る際に出るブドウの
搾りかすを発酵、蒸留させて造る蒸留酒です。
(1)ワインを造るために搾ったブドウの搾りかす
(ほとんど水分が無い状態です)がワイナリーから送られてきます。
搾りかすは、ベルトコンベアーで室内の第1蒸留機に入れられます。
(2)第1蒸留機から蒸留されたアルコールを含む気体が、
第2・第3蒸留機と順に送られます。
(3)第3蒸留機から送られてきた気体は冷やされて、
高濃度の“グラッパ”に仕上がります。
これに蒸留水を加えて約43度の飲用グラッパが出来上がります。
(4)マエストロによるテイスティングがなされます。
この段階では蒸留水が加えられていないグラッパの原酒です。
(5)蒸留水を加えて出来上がったグラッパ。
一つ一つ丁寧に手作業でボトルに詰められていきます。