今年初めて入荷したワインの中で最もインパクトが強かったのはこの黒い１本。
トカーナの銘醸地カルミニャーノ産のワイン、(188) グルマレッロ（カルミニャーノ リゼルヴァ）/ アルティミノ農園
４月に日本で行われた試飲会でワイナリーのスタッフと知り合って、９月の「えんイタリア蔵巡りツアー」で農園を訪問。農園が所有する世界遺産のメディチ家の邸宅でも楽しんだ銘柄です。（現地ではビステッカ フィオレンティーノと合わせていましたぁ～。写真は帰国後自宅で。）
以下銘柄の説明となります。
ローマ時代以前のエトルスク時代からワインの銘醸地。1716年、当時のトスカーナ大公メディチ家のコジモ３世によって現在で言う原産地呼称が世界に先駆けて制定されましたが、カルミニャーノはこの第一号です。銘醸中の銘醸地でありながら造り手の数が極端に少なく「イタリアでは羨望の眼差しで最高評価を受けるが海外では全く無名」というのがカルミニャーノ。大昔からの最良の畑「グルマレッロ」を最高峰RISERVAの愛称にしています。畑は標高１３０ｍ、土壌は粘土を多く含むシルトの砂質。ガーネット色。力強い黒い果実やタバコや皮の香り。豊かで芳醇なまろやかで重厚な味わい。ジビエとの愛称も抜群。
：：：：来年２０２４年はどんなワインと巡り合えるのでしょうか。楽しみです。
