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鹿児島県警

2016-01-29 13:02:07 | 最近のニュースから
鹿児島で発生した強姦事件の容疑者(一審で懲役4年)が高裁で逆転無罪だった。

やっても居ない事を警察・検察・裁判所で「やった」とされた時の気持ちはどうだったのでしうか・・
これはホンマ 辛いですよぉ~

この種の事件 
最初の裁判を始める前に警察はDNA鑑定をしますよね。
精液が被害者の体内から出れば確定できますから。

ところが、その鑑定は「鑑定不能」とされてるんです。
理由は「微量」だったと・・・

しかも、鑑定をした日付・薬品・機材・結果などを記した書類を捨てているんです。
こんな形で上がってきた書類を基にして検察もよく起訴に踏み切れたモンです。

もっと怖いのはそんな状況証拠だけで裁判所が有罪として懲役4年としたことです。

もちろん上告して高裁で争われる事になりました。
検察は容疑を固めるために裁判所・弁護人に内緒でDNA鑑定をした。
そう、もし検察にとって不利な結果だと困るので。

後々に解った事なんですが鹿児島県警によって「鑑定不能」とされたDNA鑑定は簡単で、被告人とは違う人のモノが出たんです。

これは高裁で、捜査段階の鑑定が信用できない、
被告と一致しなかったので「鑑定不能」とした証拠隠しだと踏み込んだ意見になっています。

このニュースを聞いて、、、ある事件を思い出しました。

それは 同じ鹿児島県警での出来事で 志布志(しぶし)事件です。

ざっくりと・・・事件は定数が三名の選挙区に自民党の現職三名が無投票で再選と思われていた時に、
新人候補者が出て激戦になった事からの始まりです。

新人夫婦や親戚や住民などが次々に公職選挙法違反容疑で逮捕されます。
事件とはその疑われた違反行為じゃなく、それを取り調べた鹿児島県警が犯した事です。

ある内容の容疑をかけ、それがダメなら別の容疑をかけ、又それもダメなら違う容疑をかける。
その取調べで強制的に踏み絵(字)をさせたり、交番で「私がやりました」と叫ぶ事を強要されたり。

色んな脅迫めいた事をやり続けた。
新人候補者夫婦の拘留は約一年にも及びました。

現職の議員と県警で捜査を担当していた警部補との親密な関係もバレ、後々に処分を受けています。

もちろん、この志布志事件は表に出る事により、逮捕された人々は無罪だと証明されました。

今回の強姦事件の推移をみると、鹿児島県警はこの志布志事件での反省はしていないみたいですネ
一般住民の誰もが触れる警察の権力です、そこで今回のような事件(警察の行為)が発生するのは大きな問題です。

私の基本的な感覚は警察に対して好意的です。
そんな私でさえ、この種の警察官は許せない

一般市民の為はもちろん、他の警察官の為にも厳しい処分と猛反省をして欲しい