地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

父親の暴行による死

2016-02-26 20:24:13 | 最近のニュースから
2013(H25)年に発生した事件。

父親が生後2ヶ月の長男に暴行して死なせてしまったとして、
傷害致死を問われていたのですが、その判決は無罪だったみたいですね。

この事件と良く似た事件があり、最初はその似た事件の事かと思っていました。
そのもう一方の事件は犯人の父親が「強く揺さぶった」と言うのが記憶に残っていました。

この二つの事件
発生は2014年と2013年
被害になったのは両方とも生後数ヶ月の男の子で長男
場所は両方とも自宅 
そして住所も両方とも大阪市住吉区

今回の判決では被疑者の父親じゃなくて、元妻の可能性が高いとして無罪判決なのです。
本当に父親の無罪を信じたい。
まぁ、こんな言い方が疑われた人を傷つけるのでしょうね。

親が小さな子供を殺してしまう。。。
こんな事がこの世にあること事態が異常です。

この無罪になった事件の事を言っているのじゃ有りませんが・・・

隔離された場所で行われた犯罪で被害者が抵抗できないような弱者・・・。
子供とか高齢者とか病気の人なんかが被害者になった事件の場合、
犯人を特定するのは非常に難しい。

当初は自供していても、この種の事件は状況証拠しか無い場合が多く、
裁判で否定するとややこしい事になります。

被害者が生後数ヶ月の乳児だと、
親が抱いて家を出るときに転倒して、子供を硬いタイルの上なんかに落とすと死ぬ可能性が有ります。

殺人と過失じゃ罰も社会的にも天地の差がでます。
一方はもちろん鬼畜にも劣る父親ですが、
過失の方は大事な子供を死なせて仕舞った悲劇の主人公です。

そんな事件か事故か判断しにくい事を判断しなければならない警察・検察・裁判所。
難しいのは素人の私にも解りますが、私達の多くはその判断が正しいと思うわけで・・・

特に最初に対処する警察の能力を高めないと、
最初に間違いからスタートすると、結果はとんでもない所に行ってしまいます。

世の中の大半の人は警察と関るのは交通違反ですだけです。
これはある程度はお金で済む問題で、腹立たしい事があっても忘れられますし、
後々の人生に大きく影響はしません。(だから適当で良いと言う話しじゃない)

今回の様に、父親が子供を殺してしまったと疑った時点で、、、、
それを立証する事ばかりを重視してしまい、今回の様な判決になる事を理解して欲しい。

無罪と判決が出ても、心の奥の一部で「もしかしたら・・・」と言うのが消えません。
それは当の父親が何々だからと言うのじゃなく、警察や検察に対して信頼が高いからなんです。

子供を亡くし、犯人扱いされた人の疑いは一生消えないでしょう。
この「犯罪」はどうやって誰が責任を取るのでしょう・・・。