地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

大人の恋は難しい

2016-06-16 15:12:37 | 日記
「世界一難しい恋」の最終回にも少し触れた部分がありましたが
ある程度、大人になってからの恋愛は難しくなりますネ

この「大人」なんですが、単に年齢を重ねてるって話じゃありません。
年齢を重ねても恋愛に対して子供みたいな人もいてるし、逆に若くてもそれなりに考えのしっかりしてる人もいます。

特に難しいのは社会に出て自立している人達の恋愛です。

働き出しても実家に生活の拠点のある人と、そうで無い人とではかなり違ってきます
それぞれの生活が五年も経つと、その差は個性と言うか、その人の固定した感覚が生まれてきます。

親元で暮らすと「家事」の項目を殆ど意識しません。
仮に意識しても連続ではなく、ほんの一部分ですみますよね。

私が生まれ育った様な地方では、就職しても実家から通勤の人が多く、
一旦、家を出て一人住まいしをしても数年で実家に帰ったりするケースも多いんです。

ところが東京を代表に大きな都市では、理由は色々ですが地方出身者が多数と言うか、、、そういう人達のほうが多い。

そんな人達が長く自立した一人住まいだと、、、、恋愛が結婚に進み継続するのは非常に難しい。



脱ぎ捨てた服は必ず自分で最終処理をしなくちゃなりませんし、使った食器も最終的には自分が片付けます。

実家に居てる時はやった事の無い居間の掃除、テレビを見たりお茶を飲んだり食事をしたり、、、
そんな家族みんなで使っている部屋の掃除なんか、、、もし、やっても年末の大掃除の時に仕方なくする程度です。

とにかく自立して一人住まいだと家事は100%自分でする事になります。
そんな生活を五年もすると・・・

自分にとって(都合の)一番良い方法が身に付きます。

これが曲者なんですねぇ~

学習する事が、その後の為に障害になってしまう残念な事態になってしまうんです。
経験して学んだ事はあくまでも「自分にとって都合の良い方法」

そんな事は大半の人が理解しています、、、、
で、、、誰かと暮らし始めた時にお互いが持つ習慣の「違い」に気付きます。
そして、常識のある人ほど相手の習慣を認めて、その違いを我慢します。

そして、その我慢が新しい問題の発生源になってしまって望まない方向に・・・・。

最終コーナーに来ると
そんな関係を我慢をしてまで続ける価値が有るか、、、無いか、、、の判断の時に。。。。

お互いの習慣・固定した考え方が自分にとって障害と感じない相手が居れば最高なんですが、
その可能性は・・・・。

「独立した大人」にそんな人は極少数です。

2人の間に発生した障害を打ち消し消去出来るのはお互いが持つ魅力だけ。
これは問題を感じた人が持ってる独自の感覚での魅力なので色々です。

偶然の一致しか良い結果にはならない・・・
あまりにも否定的な考えなのかもしれませんが、離婚や独身の多い現実を見ると・・・・。

「知らぬが仏」・・・これが良いのかなぁ~

若い時にドンドン自分の人生を決めていく、、、、
情報も多く、選択も多い時代には難しい事なのですが・・・。