本当にビックリですね。 こんな事が現実にあるのかと信じられない珍事です。
今日から一部が始まる「gotoキャンペーン」
これが新幹線なら、目的地・料金・停車駅・速度(時間)を決めずにスタートするのと同じです。
いやいや、もっと酷いかもしれません。新幹線と言うので乗ったら貨物列車だったと言うケースもあるでしょう。
元々が雑な案なのに、キャンセル料を国が補償すると言い出したもんだから、話が増々ややこしくなってしまった。
最初に言った通り、キャンセル料は特段の措置はしないと切り捨てておけば、東京除外の問題だけで解決の道もあったはず。それで文句の出るのは旅行を楽しむ少し余裕のある人たちだけです。時が時だけにその人たちの文句が取り上げられるのは短期間で済むでしょう。
補償をすると言ったもんだから、一泊50万円の贅沢な旅行も税金で補償するのかとなるんです。
東京都に住む人は割引から除外、、、って言うけれど
現住所が他の場所で東京に住む人はどうやって確認するんですかね??? そんな人は大勢居てるはず。
逆に住民票・免許証など現住所は東京だけど、他県で仕事をしている人も大勢居てる。
鹿児島から東京の隣県に一週間その地で遊ぶと申請して、本当はそこから毎日東京に行って遊ぶ人はどうやって区別するのか???
東京の人と山梨の人が旅行するのに、山梨の人が申し込めば割引は可能となるのも不思議。
団体旅行は何名からなのか??? 後から通常は八名からと言われて割引から除外されたりする可能性も有る。
割引しますよぉ~ 感染防止に気を配りながら旅行を楽しんでくださいぃ~・・・と言われても
何も決まっていないのと同然なので、割引除外の対象になってしまう可能性も有るし。結果的に「被害者」が出れば、またぞろ補償の話になる。
キャンセル料の補償をする作業や東京に住む人を除外するのは、民間である現場の仕事を複雑にするだけで。その事によって本来の仕事に差し支えが出るでしょうね。
これはあの「あべのマスク」よりひどい雑な案ですね。
世間知らずの官僚が机の上で考えて、その案を精査する能力のない担当大臣や首相が「イイネ」でスタートしてしまった感じが伝わってきますね。
経済を動かすために人の欲を刺激するのは一番効果のある方法ですが。
欲を満たされない人たちから文句が出たり、裏技を使って欲を満たそうとする人たちも出で来ることを予測して。その対処も同時に考えておかないと、混乱を招くだけになってしまいます。
国や地方自治体が何か行動を起こせば、必ず一部に負の影響が出ます。
それを可能な限り小さくするのは当然なのですが、現実的にはその負の影響を受ける人たちをいかに抑え込むかが政治家の能力と言っても過言ではありません。
手厚い対処も良いが、、、場合によってはバッサリと切り捨てる事も選択するべきです