地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

尊富士 優勝です

2024-03-24 16:35:24 | 日記
幕内優勝・敢闘賞・殊勲賞・技能賞と全ての賞を獲得です

対戦相手の豪の山もやりにくい相撲だったと思いますね
こういう時 わざと負ける訳ではないが 自分から勝ちには行かない
立ち合いの当たりは それなりに・・・
違うのは その次なんです
自分からは攻めず 全て受けに回ります

これが同じ成績で お互いに優勝の可能性があるとか 昇進がかかっているとかが有れば良いんですけど
豪の山にしても10勝4敗 それが11勝になろうが 5敗になろうがそんなに関係ない

そういう勝負を出来るだけ避けるために 最終日は7勝7敗同士の取り組みにしたりします
今回の尊富士の場合は そういう条件を満たす相手が存在しなかったので 元気な豪の山となったのでしょう

これは八百長などとは違って 怪我と隣り合わせの真剣勝負をしている関取たちにとり 自分や仲間を守る手段で
私は有っても良いと感じています
勝っても 負けても さほど影響のない戦いに 自分の相撲人生をかけて戦う事なんて出来ない
公傷制度の無い相撲界 関取たちの生きていく知恵です



110年 ぶりの記録に

2024-03-24 11:41:07 | 日記
今日は大相撲・春場所の千秋楽(最終日)

新入幕の尊富士(たけるふじ)が110年ぶりの記録 「新入幕で優勝」に挑戦です

尊富士・1999年4/9 生まれ
この関取は幕下付け出しなどの特典は無く 大学卒業後(2022/8/16)に入門して 中卒の力士たちと同じ 一番下の序の口からスタートしました
その後 たったの10場所(約1年半)で入幕した期待の関取です

今場所は入幕2場所目の大の里が注目され 大の里も期待通りの活躍です
その大の里の上を行ったのが 尊富士
2人とも髪が伸びる前に出世したので「大銀杏」が結えません

その大銀杏を結えない2人が優勝争いをしているのですから 驚く半面 他の力士はどうなってるんだと
NHKの画面から 二人の取り組みが盛り上がっているのが伝わりますが 
その2人が終わると 三役などの上位陣の取り組みなのに
なんか 消化試合の感じがします

一寸気がかりなのは 14日の取り組みで右足を痛めた様子で 車椅子に乗っての退場でした
救急車に乗り病院に行ったみたいですが 優勝まであと一番になって・・・

そして もう一つ気になるのが 尊富士の入門前の成績です
中学の全国大会・高校の全国大会の両方で3位
大学も含めて 優勝は団体戦しかありません
小さな大会での優勝は有ると思いますが その時その時で一番大事な大会では優勝していない

こういう人、、、、どんな競技にも居てるんです
実力は誰もが認めるのに 一度もトップの座に届いていない人
同じ競技をしている人から見ると 「えっ?本当に優勝経験がないの?」
そう言われる選手が居てるんですねぇ~
尊富士がそういう関取でない事を祈るばかりですが・・・