ABEMAで対局を見ています
45手目 伊藤匠七段の指した一手に驚きです😮

(ABEMA)
中央(5五)の銀を4六に下げました
実はAIはそれがベストと表示していますが せっかく追い詰めた相手の飛車を逃がす事になります
解説のプロ棋士も どの様な形で飛車を取るかに注目していて この4六銀は考えの外に有ったようです
当然 藤井叡王は飛車を7五の位置に逃げ出しましたが・・
その飛車の頭に歩を打たれ 同飛車と一筋ずらしてから4五桂と飛び出しました
金を取るか 5三に成り桂として「金」を作るか・・伊藤匠七段の読み筋で進んでいます
ところが藤井叡王は 「好きにしろ」と相手にせず・・6四角と打った
(ABEMA)まだ50手ほどなのですが 藤井叡王は 「もう終盤だ」と言っているように感じられます
この藤井叡王の姿勢は伊藤匠七段にとり脅威でしょうね
「藤井聡太の終盤力」に当人も嫌と言うほどやられているし 誰もが認める底力を持つ藤井聡太との接近戦
何処かのタイミングで そうなるのは当たり前なんだけど
それが このタイミングなのか・・・
AI判断は54・46で伊藤匠七段有利を示しています
出来る事なら もう少し有利になってから最終の接近戦を始めたいでしようね
この6四角打ち
対処が非常に難しい
藤井聡太の得意な戦法・・・難解な迷路に相手を誘い込む一手です‼️