今日は曇り。今日は8時前に目が覚めた。カーテンを開けると、空には厚い雲が一面を覆っていて、空が寒々しく見える。北よりの風が吹いていて、団地の前庭の木々の枝が揺れていた。ベランダの外に出ると、空気がヒンヤリと感じられる。
日中も上空には雲が一面に広がっていて、スッキリしない空模様となった。昼前になって南風が吹いてくると、薄日が射してきた。昼間の最奥気温は9℃で、昨日の陽気から一転して冬に逆戻りしたような陽気である。次第に上空の雲の厚みが増してきて、昼過ぎには日が陰ってしまった。風が冷たく、空気がヒンヤリと感じられる。
今日は特に予定も無く、午前中はパソコンを使って写真の整理をしたり、書類の整理などをしていたが、時計の針が12時を廻ると、少しお腹が空いてきた。そこで、買物がてら遅いお昼を食べに行くことにして、家を出る。
日野駅から電車に乗って立川駅に出た。駅南口に出ると、ペデストリアンデッキを歩いてアレアレア2の3階にあるラーメンスクエアに足を向ける。
以前、ラーメン屋「麺匠 克味」があった場所にラーメン屋「麺屋 ごうせい」がある。この店も先日「黄金の丸鶏そば」を食べたラーメン屋「麺の章 九州 とりとん」と同様、昨年の10月2日にオープンしたとのこと。
今日はこの店に入ることにした。
店の入口手前右手に券売機があって、ここで食券を購入して店内に入る。
店内は前の店とあまり配置は変わっていない。店内は入口から見て正面に厨房があり、厨房に面してカウンター席が7席直線上に並んでいる他、店の右手に4人掛けのテーブル席が1卓配されている他、左手奥に4人掛けのテーブル席が4卓配されている。
カウンター席に座って、食券を店員に渡す。注文したのは看板メニュー三本柱の内の1つ「超濃厚特製とんこつラーメン」と「餃子+ライスセット」である。
卓上には醤油とラー油、酢、グルメミル、おろしニンニクといった調味料や薬味の他、箸と楊枝、重ねられたコップ、ティッシュボックス、冷水のポットが置かれている。コップを1つ取ると、冷水のポットから冷水を注いでお冷やを飲み、喉を潤した。
お冷やを飲んで料理が出来るのを待っていると、しばらくして「超濃厚特製とんこつラーメン」と「餃子」、「ライス」が運ばれてきた。
箸を取って、さっそく食べることにする。
最初に餃子の皿の窪みに醤油とラー油を垂らして、餃子のタレを作る。
続いて「超濃厚とんこつ特製ラーメン」を食べる。
逆円錐台形の底の深い丼に入っている「超濃厚とんこつ特製ラーメン」の麺は中太麺で、麺にはスープが絡んでいるものの、スープそのものは見えない。麺の上にはチャーシューがチャーシューが4枚と味玉が1個、キクラゲが2個、メンマ、刻みネギ、刻みタマネギが載せられている。
チャーシューを横にずらして、麺を食べる。麺は小麦のブレンドにこだわり、小麦の香りや食べ応えを追求した自家製麺で、モチモチとした食感で、コシがあって美味しい。麺にはたっぷりの超濃厚豚骨スープが絡んで口の中に入ってくる。ドロリとしたスープは大量の国産豚骨を使用したこだわりのスープとのことである。豚骨の他に豚肉を溶かし込む一方で油を使用せず、タレにはラードを使用しているとのこと。豚骨の甘みと旨みが感じられるスープである。
麺を食べていると刻みタマネギと刻みネギが麺に絡んで口の中に入ってくる。シャキシャキとした食感に刻みタマネギのほのかな辛味がアクセントになっている。味玉はよく味が染みこんでいて美味しい。キクラゲの弾力のある食感にスープを吸ったメンマがジューシーな味わいで、存在感を放っている。
大きなチャーシューは分厚く、脂身と赤身が半々で、ハムのような食感である。赤身は味が良く染みこんでいて、ジューシーな歯応えが感じられる一方、脂身は甘くて美味しい。チャーシューにかぶりつきながら麺を食べていると、麺もチャーシューも無くなって、丼の底にはスープが少し溜まっていた。
ここで、餃子とライスを食べることにする。餃子は焼き餃子で、皿の上に5個載せられている。表面にこんがりとした焼き色がついている。
まずは餃子を1つ箸で取り、皿の窪みに作った餃子のタレにたっぷりと浸けて、そのまま口に運んだ。モチモチとした食感の皮の中には豚挽肉に刻んだニラやネギ、キャベツが入っていて、ジューシーで美味しい。
今度はライスを食べる。お碗に盛られたライスは小ライスといったところか。ちょっと量が少ない。
餃子にかぶりつきながらライスを頬張った。餃子の肉汁が米粒に絡んで、ご飯が進む。これは美味い。ひたすらライスと餃子を交互に食べていると、やがてライスも餃子も無くなってしまった。
最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。本当ならここにライスを投入して、雑炊風にして食べてみたいところだが、ライスも無く、スープも少ない。そもそもラーメンを食べる前にスープそのものを味わうことも出来なかったので、最後にスープそのものを味わう。
濃厚な豚骨スープには刻みネギや刻みタマネギが浮かんでいる。甘さと旨味が微妙に絡んでいて、飲み応えがあるスープである。大事にスープを飲み干した。
この店では11時~17時まではドリンク無料サービスを実施している。
店の中程にある棚の上にはアイスコーヒーとウーロン茶、麦茶のポットと氷、コップ、ガムシロップ、ミルク、ストロー、紙エプロンが置かれている。
コップを1つ取り、氷を適量入れると、アイスコーヒーを注いだ。ミルクとガムシロップ、ストローを1つずつ持って席に戻る。
まずはアイスコーヒーをそのままブラックで飲んでみた。冷たいアイスコーヒーは優しい苦みで、豚骨まみれになった口の中を優しく洗い流してくれるようである。口の中がスッキリしたところで、アイスコーヒーにミルクとガムシロップを入れ、ストローでかき混ぜてアイスコーヒーを飲む。少し落ち着いた気分になった。
アイスコーヒーを飲み干して完食。美味かった。満足である。最後にコップに残った冷水を飲み干すと、席を立って店を出た。
立川で買い物を済ませると、帰宅の途につく。今日は夜、ZOOMを使用した写真部のオンライン例会がある。家に着くと、風呂に入って体に付いた花粉を洗い流した。それから、ノートパソコンを立ち上げてオンライン例会に参加する。
例会が終了したのは夜9時過ぎである。今日はお昼を食べるのが遅かったこともあって、夕食を食べ損ねたが、たまにはこんなことがあってもいい。
夜、ゴミ出しのために外に出た。上空には雲が広がっていて、空が白っぽく見える。弱い風が吹いていて、空気が冷たく感じられた。