泣けるぜ・・・

今日は今年度初めての、自治会の草刈りの日。集合時間は7時55分という事もあって、朝は平日よりも忙しい状態に。
場所を移して仮住まいとなっているのですが、住所はもちろん元のまま。自分としては、当然（ほとんど義務みたいだから 笑）草刈りに出席しました。
いつもと違って、少々離れたところから歩いていくので、早めに家を出ました。途中何人かと会ったので、挨拶すると「大変だねぇ」とか「いつ戻って来れるの？」とか聞いてくれました。
確かに20ン年ほど住んでいますが、自治会での活動以外はあまり顔を合わせる事も無いのです。年6回程の草刈りと、年1回の総会。そして、防災訓練くらいのものです。
なのに、出会う人・出会う人。皆さんが心配してくれているんです。我が家のお隣さんも、屋根の「棟」が落ちてしまっている方です。
屋根の修理を頼んでいるんだけど、7月過ぎになるんだよ…という話をしてくれました。という事は、単純に考えて我が家も同じ様な時間軸を辿るのでは？とも思います。
草刈りは小一時間程で終わったのですが、終了後も隣近所の方々が僕のところに、次々とやって来てくれるんです。それぞれ、もう「高齢者」と言ってもおかしく無い方々です。
その様な方々が、口々に「早く治ると良いねぇ」とか「なるべく引っ越さない様に出来ないかな？」と声をかけて来てくれるんです。　
特に親しくしてくれている方は「20年以上も同じ自治会にいるとね、1人欠けても寂しくなるんだよ…」とまで言ってくれるんです。
どちらかと言えば、僕は「変わり者」の類いだと思うんです。もちろん、ご近所同士の挨拶はきちんとしています。でも、それ以外は、お茶を一緒に飲んだりとか、食事をしたりとかの事は無いんです。
それなのに・・・ねぇ。その様な優しい方々と話をしているうちに、ワタクシ何だか熱いものがこみ上げてきてしまいました。
どちらかと言えば、自分はどこに行っても生きていけるタイプだと思うのですが、今回の一件で「ここに永住したい」と、本気で思える様になりました。
ホント、まわりの人たち。良い人ばかりなんですよ・・・。引っ越しなんか、したくないですよ。