南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

海辺のカフェテラス

2016-07-11 00:05:22 | Weblog

先月長崎半島の最先端にある野母崎の海辺に佇むリップルというお店にたまたま入り、波の音を聴きながらカフェテラスで過ごした長閑な昼下がりは正にゴールデンスランバーでした。その日に書いた歌です。

 

『海辺のカフェテラス』

6月の潮騒がどことなく懐かしい
波間にきらめく思い出のかけらは
あの日の輝き今も覚えている

岬を渡る風はいつしか
海辺のカフェテラスまで
あの頃と同じ夏の匂いを運んでくる
グラスの隙間から覗いた海に
誰かが残したままの足跡を
波がかき消して行く

貝殻の風鈴が優しく風を集め
木漏れ日浴びながらまどろみの昼下り
聞こえていたのは波音のボサノバ

岬を渡る風はいつしか
海辺のカフェテラスまで
あの頃に置き忘れた手紙を運んでくる
心の隙間からこぼれる様に
君といたあの夏の日の思い出を
波がかき消して行く

潮風微笑み返した6月の
海辺のカフェテラス

https://youtu.be/1jkq8QgPN7o

 


穏やかな夜

2016-07-11 00:00:51 | Weblog

『穏やかな夜』

夜のとばりに眠り誘う様に
甘い夜風が胸をかすめる
膝に開いたダイアリーめくれば
時の 速さに 戸惑いも隠せない

やるせない日々もときめきの日々も
思い出せるならば今では懐かしく
若気の 至りだと 笑い話で
許して しまえる穏やかな夜

君が残した愛の欠片らを
拾い集めて辿る夜には
少しはにかむ笑顔想えば
時のはかなさに侘しさも隠せない

手にした夢もこぼれ落ちた夢も
決して一人ならば何も出来なかった
重ねた手のひらを離さなければ
優しいままの時が過ぎたのに

月灯り蒼く照らす甘い夜風の穏やかな夜

https://youtu.be/MuE_vblwWzo

2016年6月 作詞作曲&歌