天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

あり得ない誤報

2013年08月10日 | Weblog
緊急地震速報、過去最大規模の“誤報”

 気象庁は8日夕、「奈良県と大阪府で震度6弱から7程度の地震が起きる」と予測し、関東から九州にわたる34都府県に緊急地震速報を発表した。しかし、体感できる震度1以上を観測した地域はなかった。
 午後4時56分ごろに出た緊急地震速報は、奈良県を震源とした地震が発生し、近畿を中心に関東、甲信越、北陸、東海、中国・四国、伊豆、九州で震度4以上、最大震度7の地震への警戒を求めるものだったが、実際は体に感じる地震は観測されず、結果的に誤報となった。
 緊急地震速報は最大震度5弱以上の地震が起きると予想された場合に、震度4以上が見込まれる地域に対して発表する。
 予想が過大になった原因は、和歌山県北部で実際に起きたマグニチュード(M)2.3の地震と、三重県南東沖に設置している海底地震計のノイズ異常が重なったことだ。午後4時56分ごろ、和歌山県北部で地震が発生したのとほぼ同時刻、海底地震計の1つで、常時観測していたノイズ約2秒弱途切れた。
 システムは、ノイズが途切れた後、再び検知したノイズを地震の揺れだと誤って観測し、和歌山県北部の揺れと同じ地震が原因だと判断。「大きな地震が原因で、和歌山県北部と三重県南東沖でほぼ同時に揺れた」と解析し、奈良県でM7.8・最大震度7の地震が起きたと「過大な推計」(橋田部長)をしてしまった。
 現在は、この地震計を緊急地震速報に使う地震計から外している。ノイズが途切れた原因は調査中。この地震計では、同日午前3時ごろから断続的にノイズが途切れており、機器の故障や通信回線の異常などが考えられるという。再発防止策として、地震計に異常があった場合、即座にその地震計を緊急地震速報用から外す運用を徹底することを挙げた。

 「震源奈良で、関東から九州にわたる34都府県で震度4以上、最大震度7の地震」こんなことが起こり得るのかを知りたかったのですが…人間がチェックすれば…。
 地震発生時の各地の震度速報、「これまでに経験したことのないような」、「命を守る行動を」の呼びかけ…無理なこと、できないことをしようとするとこうなります。