天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

国東杵築大神市杵島奈多宮

2020年01月14日 | 豊の国


奈多宮鳥居



奈多宮楼門から



奈多宮拝殿



奈多宮鳥居から



市杵島、天照大神、猿田彦





月読



素戔嗚

菟狭はよ さす潮の水上 豊国の行宮かりみや

ああはれ 足一騰宮あしひとつあがりのみやとよ 行宮

足一騰宮は 行宮と 青の岩根に一柱坐ます

足一騰宮に参出づると 大わたの亀や川のぼり来る

足一騰宮の大御饗おほみあへ 誰が献るはるか雲居に

足一騰宮は菟狭津彦うさつひこ 朝さもらふ夕べさもらふ

足一騰宮は湍たぎの上へや

足一騰あがり雲の辺に坐まます

〜北原白秋 海道東征 第五章 速吸と菟狭 そのニより