先日、商談ついでに
C4ピカソに乗せてもらいました。
そもそもはC4ピカソだったら家族も納得しそうという事で
こっちを本命にしていたので、何となく感慨深げな感じでした。
ピカソを簡単に説明すると、C4をベースに作ったミニバンです。
ウイッシュくらいの長さで、エスティマよりも幅が広い程度の大きさです。
乗ってみても確かに幅は広く感じましたが、
そもそも目線が高いので、あまり気にはならないと思います。
それより、ダッシュボードがせり上がっている感じなので、
前が何処まであるのか全く分からない恐怖感は少々あります。
お店の人が自慢げに話していたのが、3列目のシート。
ピカソに限らず、ヨーロッパの3列ミニバンはみんなそうしているそうですが、
強めに揺らしてもビクともしないくらいに頑丈です。
ミニバンの何が嫌だといえば、3列目に乗って追突されたら死ぬなってくらいに
スペースが無い&ペナペナの椅子なのですが、
これなら生還出来そうな気はします。(それでもこんな場所には座りたくないけど)
少々ややこしい話ですが、
日本でC4ピカソとして売っている車は
本国ではグランC4ピカソという名前で売られていて、
C4ピカソという車は別にあります。
こちらは先代のクサーラピカソと同じく5人乗りで、
格好も何となくC4に近い感じです。
ミニバンがあまり好きではない私も、これはちょっと魅力的です。
話は日本のピカソに戻って、乗ってみた感想ですが、
色々な所がゴテゴテし過ぎている印象と、
部品の質感のばらつきが大きい印象がありました。
C4と比べると、完成度は低い様な気がします。
例えば、C4にも是非入れて欲しいコラムシフトですが、
往年のフランス車を感じさせるくらいにショボいプラスチックです。
何だか折れそうです。
今は満漢全席なエクスクルーシブしか設定が無いんですが、
素のピカソが出たとしたら、道具感が出て丁度いいのかなって気がします。
ちなみに、リアのエアサスペンションは
近所をぐるっと回っただけなので違いは良く分かりませんでした。
少なくとも、ハイドロの様に乗って直ぐに分かるものではないです。
メーカーも姿勢維持に使っていると言っているので、
過度に期待してもしょうがないですね。
色々と言いましたが、只でさえ面白みに欠けるミニバンを楽しく乗るなら、
C4ピカソはかなり良い選択だと思います。
値段は結構張りますけどね。
初期導入分は最初の1週間で完売したそうで、
今行っても9月生産分の受注みたいです。納車は12月ですね。
読み違い?・・・