銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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伊予鉄、鉄道線に純新車を導入計画!!琴電には京急1500系導入の噂も!!北鉄石川線は?

2023年06月08日 20時51分37秒 | 鉄軌道
松山市近郊を巡る伊予鉄道。
伊予鉄はこのほど、路面電車の松山市内線(直流600ボルト電化)に近代的軽量LRTを増備するほか、郊外鉄道3線(同750ボルト電化)にも純新車を導入することを明らかにしました。なお変電所も改修するそうで、この際は1500ボルト化も視野に置いたらどうか?
運賃値上げに対する見返りとか。注目の鉄道線新車両の詳細は後日にも明らかにされます。
一方、豊橋鉄道でも豊橋市内線と渥美線の運賃値上げが示唆されていますが、特に渥美線は一向に新車の投入の動きはなし。
伊予鉄道が実に羨ましい限りだ。
そりゃあ線路や電柱、枕木の更新も大事だが、特に渥美線は電車(元東急7200系こと豊鉄1800系)の老朽化がとみに著しくなり、やはり3両組成で取り敢えず2本程度の名鉄4000系並みの純新車への更新ぐらいはそろそろ真剣に考えてもらわないと………。あれでは、不満の声が次第に高まるのもごく当たり前だ。
豊鉄バスの近代化は相対的に目覚ましいね。最近は、いすゞ製のニューエルガも豊川線(94号系統など)でお目見え。名古屋市交通局に先駆けて、白単色LED方向幕も広く採用し、昼間でも読みやすくなりましたね。ICカード対応化も近いらしい。また、この車両からは側面表示の位置がなぜか名鉄バスの新車のような位置に。まさか、前乗り後ろ降りの名古屋市営バスがまねることもあるまいが。
また高松琴平電鉄も来年度から車両更新を再開か。京浜急行電鉄の1500系アルミ車両が譲渡されるような噂も。VVVF制御かどうかは分からないが。これにより、元700系や1000系、元名古屋市営地下鉄東山線用の250、300形は徐々に姿を消しそうだ。
なお、可能性は極めて薄いが、万一にも純新車を導入する場合は今後も標準軌で通すかどうかも再検討を。LRT的なものならば標準軌でも別に構わないが、鉄道線的な車両ならば一般狭軌化を図り、JR線に直通させる手もあろう。それに線路保守費も今よりは安くつく筈だ。
さらに北陸鉄道では、石川線を今後も存続させる場合は純新車を導入する方針。既に昇圧された浅野川線は上下分離方式で何とか存続の見込み。石川線は未だに直流600ボルト電化のままですね。まだ、路線そのものの存廃の結論はなお持ち越されており、まだまだ新車導入の話は流動的です。

名鉄の初代6000系列は終始、二軍選手的な存在に………3500系の後継車両は?

2023年06月08日 18時29分43秒 | 鉄軌道


名鉄は戦時中の一時期を除けば、6000系が1976年暮れにデビューするまでは一貫して片側2扉、クロスシートを頑なに守り続けてきましたね。
その背景には、名古屋鉄道(株)の看板車両は観光利用客誘致や見た目の高級感を強調したいという、あの土川元夫氏(鬼籍)の思惑もありました。
土川氏の他界後、後任の竹田弘太郎氏(鬼籍)はその考え方を改め、観光客と日常通勤通学客の輸送を分けて考え始め、1974年には初めて片側3扉、全面ロングシートの冷房車を16両発注する方針を決めましたが、この計画は実は当時のAL車のモ800、830、850形をタネ車にしたもので、恐らく先頭部は7300系、側面部は3780系を3扉にしたようなイメージだったのでは?
もし予定通りにデビューしていたら、3870系とか6000系と命名されていたのでは?
同時に発注されたパノラマカーの中間車12両ことモ7050形7100番代は予定通りに落成しましたが、肝心の通勤型は車体更新費の高騰や日程調整不都合から結局、東急から中古車を購入。3880系と命名され、85年3月まで活躍しましたね。
やはりパノラマカーやスーパーロマンスカーに比べれば、通勤型車両はまだまだ軽くみられていたらしい。
さすがに名鉄側は大量投入の場合、単なるAL車の車体更新ではまずいと判断したか。結局、今の6000系を多数、投入することに。
しかしながら、パノラマカーと同じ馬力を得るにはMT編成の場合、モーターは150キロワットが必要。当時の狭軌鉄道では130キロワット程度が限界とされていたようだ。
またモーター数を半減するにはそれなりの牽引力も必要。ギア比も旧国鉄113系並みの4.875から6.07と103系並みにしたため、最高時速は100キロとAL車並みのスピードに落ちてしまったような。
加速性能はアップしたとは言えども、あまり実感は湧きませんでしたね。しかしながら、コストダウンには成功したと思いますが。うん。
6000系は85年まで新造が続きましたが、AL車並みの性能なためか、岐阜〜豊橋間の一般特急・急行、ことに伊奈〜豊橋間の乗り入れ列車には充当が敬遠されていたとみられます。確かに、季節ダイヤとか不慮の代走、平日朝の輸送力列車には例外的に豊橋駅にも乗り入れ、AL車やOR車の充当だけは絶対に避けていたのだが。
後の6500、6800系は回生ブレーキを搭載させ、ギア比を5.6に。何とか最高時速を110キロに持ち上げましたが、6000系と共通運用や併結もされたためか、6000系同様、名鉄としてはお世辞にも看板車両、一軍選手とまでは言えませんでしたね。八百津や御嵩、常滑、蒲郡、碧南、津島方面など支線直通急行が活躍の中心でした。
まだまだ、5500、7000、7500、7700系が看板車両で、非冷房の初代5000、5200系もその本線特急運用を補佐していたような。
通勤型車両が看板になったのは、やはり94年3月に今の3500系が豊橋駅にも日常的に乗り入れるようになってからだろう。
3500系からはギア比5.65。モーターも170キロワットに。最高時速は120ないし130キロですね。但し、VVVF制御の三相交流誘導モーターのため、直流モーター換算ならば、ギア比4.82に相当か。

早いもので3500系がデビューしてから30年。ワンマン未対応編成はまだまだ一宮〜豊橋間の急行としても現役で大活躍中。
既にリニューアルされて各務原線や知多新線のワンマン運用に当たっているような編成は、きっと長生きしようが、それ以外のものは、そろそろ気掛かりに。あの鉄仮面型も先日にあっけなく解体されたほどだから。うん。
もしかしたら、3500系の後継車種問題もこれからは意外に早く浮上するのかもしれない。
さては、名鉄9300系とか9700系という形で、今の近鉄5800系(シリーズ21)みたいに必要に応じて即座にクロスシートにもロングシートにも容易に形を変更出来るような、新たな高級通勤型車両でも現れるのか??
但し、昨今のSiC素子が非常に安定しているため、名鉄では恐らくPMSMなんかは採用しないだろう。
まぁ、楽しみの一つではあるが、果たして日の目を見るのは、いつのことやら?
少なくとも暫くは先の話だろうね。

JR名駅の線路、駅ホーム展望席近くにて賞味した、ボンゴレあんかけスパ!!

2023年06月08日 15時26分49秒 | グルメ

最近は“ふらつき慣れ”?が少ししてきたのか、ようやく可能な範囲内で外出にも再び努めています。血圧も120、70でここのところは推移。ごく最近での血液検査でも殆ど異常値はないとか。心因性か頸性の可能性が濃厚?
但し、仮に“浮動性めまい”が本当だとしても、あちこちで聞く範囲内では、まだごく軽い方とか。回転性が皆無なのが幸いらしい。また、聴覚障害も特に認められないとか。
かかりつけ医や行きつけの心療内科、神経内科等でもこうした程度の症状は誰でも多かれ少なかれあるから気にしないで、とにかく動き回れ!!との仰せ。一体、どんな状態が健常なのか分からなくなってきたなぁ………。
画像は、名駅ゲートタワービル内の通称・JR線展望席に程近い場所にて賞味したボンゴレあんかけスパです。
本日昼は、お袋から頼まれた買い物もありましたから。
………さて、ここで鉄道ネタ。
名鉄では、ここのところ廃車の動きが風雲急を告げていますね。
先の6507、6802Fに続いて、今度は6505、6802Fが解体に。
また、6008、6052Fも今月内の廃車は決定的になりました。
どうやら、鉄仮面型はここ数年内には全廃の方針らしい。
さらに蒲郡線と御嵩方面のワンマン編成。あの6009〜6013Fもかなりくたびれ果てており、そろそろ6800系金魚鉢型にでも交代させたいところだ。
私自身が思うには6823〜6827Fの辺りが改造の有力候補??
しかしながら、単に運賃箱や整理券発行機を取り付けるだけでは改造の意味もあまりなさそうだ。
やはり、車両を更新するからには、ぜひともmanaca等のICカードに簡易方式でも構わないから対応させたい。
ちなみに6823F、最近は平日昼の河和線一般特急によく充当されているような。
一方、JR東海では、関西本線・名古屋〜亀山間にて315系3000番代も就役。今のところはC102編成が早朝、夜間に入っているだけらしく、C101編成は引き続いて東海道本線・豊橋〜熱海間の辺りにて試運転か。まだ暫くは残りそうな211系6000番代との併結確認試運転も一度やっておいた方が良かろう。勿論、313系2300、2500番代とも然りだが。
中央西線での315系もどうやらC17編成までが揃い、211系全廃に向けていよいよ追い込みだ!!
さらに、JR貨物愛知機関区ではDD51のほか、DE10も殆ど姿を消しました。
但しDE10-1557だけはなぜかぽつんと寂しそうに残されていますね。何を隠そう、最近までの名鉄新車両甲種輸送において最もよく働いてくれた機関車です。もう甲種輸送には当たるまい。それに1972年の製造ながらも、JR貨物大宮工場としては最後のDE10の定期検査出場機らしい。
恐らく衣浦臨海鉄道線でのKE65の代走用だと思われますが、こちらも衣鉄側が今後いつDD200を新製導入しても不思議ではなく、予断は許されませんね。