昨日、名鉄もようやく2024年度の設備投資計画を公表。殆どが継続事業的なものですが、その中で9500系と9100系の突然のマイナーチェンジ実施のニュースは多くの鉄道ファンを驚かせたことでしょうね。
さて、注目は何と言っても先頭幌のシステム的な構造。
先頭幌については、名鉄の一般車両としては1960年度に造られ、2005年に全廃された5500系以来ですね。
新9500系の予想イラストを見れば、車号は“9521”?。形状は何となく1600系やあのHC85系に似ています。幌も同様で、もしかしたら、また全自動連結式?? あるいは2000系のような半自動式??
しかしながら、1600系の場合は、外れやすくて現場でもかなり不評だったらしい。私自身も1600系が充当された全車特別車特急の内海・河和行きに一度だけ乗りましたが、富貴駅での切り離し作業は調子良く見えたものですが。
もし何なら、東武鉄道500系とか、JR東海315系3000番代、近鉄22600系なども手動式なので、何も自動式に拘らなくても良いのではなかろうか? 全くの手動式でも構わないとは思えますがね。
また、今後の鳴海や太田川、東岡崎など途中駅での増解結がどの程度、頻繁に行われるかも大きな鍵にはなりそうですね。
また、5000系は6500系と走行特性を合わせるのも手か。自慢の高速性能はやや犠牲にはなるが。うん。あの6000系全廃も時間の問題になろうし。
なお、今のところ日車豊川近辺での新9500、9100系の目撃情報は特になく、落成や就役時期も不明です。
・追伸………今のモ゙2300、2330番代は、もともと付属編成の2800系?がデビューした暁には先頭部を改造して貫通幌を追設出来るように考慮されている筈だ。そろそろ、その改造を今のうちにも決行した方が良いのかも。
さらに1200系の後継車種の設計については当然ながらも、落成当初から幌付きにすべきだろうね。うん。
また、読売新聞もマイナーチェンジ版車両の予想イラストを鮮明に画像アップロード!
やはり先頭車両のナンバーはク9521!!これで、9520系、9120系の誕生が断定出来ましたね!!
勿論、名鉄本社がPR用にマスコミ等に広く渡したパンフレットだろうが、それにしても画像処理が上手だ。下のボヤけた画像など問題にもなるまい。
あとは、いつ甲種輸送かな?
この収納式貫通幌。ここ暫くは主に名鉄一宮〜豊橋系統の急行、新鵜沼〜中部国際空港系統の準急で、その威力を発揮か?
どうも、今般のマイナーチェンジは中部運輸局などからの強い指導もあったらしい。
・追伸2………あれから1600系について調べてみました。自動幌連結装置は、どうやら設計不備もあり、カーブ区間でオーバーハンギングが頻発。それが原因で幌が外れてしまったらしい。確か、国府駅構内のポイント区間にて明るみに。
2005年の2000系デビュー目前に1600系も改良されて、トラブルはひとまず収まったようだ。