銀河夢急行

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ハイブリッド車両や電気式ディーゼルカーは今や架線レス電化の立役者!?

2024年10月19日 12時46分58秒 | 鉄軌道
JR東日本が急遽決めた奥羽本線・新庄〜院内の架線式の電化運行廃止方針。私自身もある程度は予想していたが、やはり驚きは禁じ得ませんね。
その背景には、鉄軌道車両の運転資格の抜本的な見直しもあろう。
非電化車両が電気式やハイブリッド式の場合、今は電車あるいは電気機関車の操縦資格さえあれば運転可能に。但し、ディーゼルエンジン等の簡単な研修は必要とか。
それも奏功してか、今後は架線レス電化への移行例が地方線区を中心に激増しそうだ。
今までの液体式車両は気動車あるいはディーゼル機関車の運転資格が別途、必要です。
JR東海の場合、高山本線は国鉄時代に一度は電化が決まりましたが、財政悪化で計画は取りやめに。その後は武豊線を除けば新規の電化路線はもう出そうもない。太多線や参宮線、紀勢本線の特に松阪〜新宮は高圧信号線の整備や重軌条化の上でローカル列車の架線レス電化を考えた方が現実的だろうね。伊勢鉄道や亀山〜松阪は架線式の電化が望ましいと思うが。
あの315系のハイブリッド版(HC15系??)の早期開発、実用化にも熱く期待したいところだ。少なくとも最高運転時速110キロぐらいの性能は欲しいし、また両運転台構造の形式も併せて必要かも。名松線や城北線のことを考えれば。うん。
また、特にJR東日本では今後もその事例はさらに拡大しそうだ。ハイブリッド車両としてはGV-E220系なる新形式を鋭意開発中とか聞いたが。