銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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奥羽本線の一部再度非電化に伴う、電化区間の運行見直し案。

2024年10月21日 15時56分24秒 | 鉄軌道
先のJR奥羽本線・新庄〜院内の再度非電化決定は、さぞや山形新幹線の延伸推進派にとっては大衝撃!!
その代わりに最新の電気式ディーゼルカーが導入されるわけですが、近隣のローカル線のうち、貨物列車運行可能区間は今や北上線(旧・横黒線)と奥羽本線・新庄〜秋田だけ。その他は既にJR貨物も営業権を放棄していますね。つまり免許を返納したわけです。
陸羽東線や北上線はかつてはブルートレイン“あけぼの”、夜行客車急行“おが”の有力な迂回路でもあり、古くはC58、そしてDD51やDE10がそれらの代行牽引で大活躍したものでしたが。
先に述べた貨物列車運行可能区間も今では実際には運行されていないようだ。
そのため将来的には、新庄〜大曲はミニ新幹線連絡手段になりそうだ。そのため、前向き的に捉えれば、非電化車両による快速のリレー列車でも考えられないものかしら?
まぁ、かつての山形〜秋田連絡電車特急“こまくさ”の利用率の検証も必要だが。
また、大曲〜秋田はミニ新幹線“こまち”も通るため、こちらではローカル列車に非電化車両は速度面でも、やや問題。今のところは701系0、100番代が使われているものとみられます。
この際は、大曲〜秋田も日常の営業列車は標準軌用の電車だけに。つまり、専ら今の田沢湖線用の701系5000番代とか、その後継車種(E723系??)による運用として、運行体系をもっとスッキリさせたらどうかしら?
但し、ディーゼルカーの回送や不意の貨物列車迂回を考慮して、狭軌も残すか否かの決断が必要だ。
因みに、大曲〜秋田でも実際に多客時には701系5000番代が使われるそうだが。うん。
↑これは、その実例です。臨時快速の仙岩峠紅葉狩り列車です。“仙岩紅葉号”を標榜し、盛岡〜田沢湖〜大曲〜秋田を直通します。
…………以上は、あくまでも個人的な理想論に過ぎません。決めるのはJR東日本ですから。うん。


関東の大手私鉄、全面VVVF車化に向けて最後の追い込み!! 名鉄は如何に?

2024年10月21日 11時48分06秒 | 鉄軌道
関東大手私鉄の一般営業用電車のVVVF化率。既に東急、相鉄、北総、小田急、京急、京王、東京メトロが100%達成済みですね。おめでとうございます。因みに、都営地下鉄もとうに達成済みだ。静鉄も然り。
また、京成や西武もあと一息で達成の様相。JR東海も同様だ。その背景には、界磁チョッパ制御機器の補修部品枯渇の危惧も大いにあろう。
一方、東武はまだまだ10000系列も多くて、達成は道半ば。何せ規模が大きいから仕方ないかも。
さて、関西大手私鉄はどうか?
大阪メトロは100%達成済みだろうが、あの阪急でさえ界磁チョッパ制御や抵抗制御も今なお幅を利かせているようだ。近鉄も8A系のシェア拡大作戦に着手したが、目的の達成までは遥か彼方??
名鉄も6000系の全廃で、間もなく非回生の抵抗制御はすべて姿を消しそう。但し界磁チョッパ制御や添加励磁制御はまだまだ多数残り、あの5000系をどうするかも大きな課題だ。
パノラマスーパーについては、恐らく2200系のマイナーチェンジの新形式車にて遠からず代替されそうだが。うん。
ちなみにチョッパ制御車両の電力回生率は約13%とか。9500系や9100系は、今の5000系や6500系等の約半分の電力量で済むらしいが。
VVVF制御への大改造→ECB車化か? あるいは、勿体ないけれども、将来的には車体ごと廃棄して、その代替として9120番代や9520番代の大量増備に踏み切るのか?
または、5000系のギア比や限流値を6500系や6800系に合わせて、運用機能統一化が良いのか?
私自身でさえも、一体どちらが果たしてベストなのかは今のところ分かりませんね。名鉄幹部たちもさぞや頭が痛かろう。でも遠からず、その結論を経営スタッフの誰かが必ず出さねばなるまい。