私自身は、この有料サイトの閲覧は全文までは読めませんが、島根県の一畑電車(ばたでん)はどうやら来年3月2日から純新車のデハ8000形を就役させるらしい。主に北松江線で運行させるとか。
前文等を見る限りでは、デハ8000形は両運転台構造で取り敢えず4両の導入が予定されているとも。
さらに、観光と通勤の双方の輸送に対応させるためか、L/Cカー、つまり可変座席を採用するとか。
一畑電車は既にVVVF車として東急から元1000系を購入して運用。後にはデハ7000形を造りましたね。
まあ、松江市や島根県などからの資金支援を受けてはいますが。うん。
この分でいけば、全国の地方中小電鉄としては上田電鉄と並び、意外に早く全面VVVF車化を達成するのかもしれません。言っちゃあ悪いが、今の弘南鉄道(弘南線)とは対照的ですね。
観光と通勤の輸送両立車両と言えば、名鉄でも1967年に3780系がデビューしていました。しかしながら、こちらは冷房装置付きながらも走行機器は低性能なHL車から流用。あまりさえた電車とは、お世辞にも言えませんでしたね。
名鉄についても本当は奮起して欲しいところだが、なにぶん車幅2746ミリ以内の制限があるからなぁ……。
一畑電車は確かJR線並みの建築限界寸法だからこそ、採用できたか。
ここで見られた元京王5000系も間もなく全廃になりそうですね。
JR東海の315系の将来でのバリエーション登場に、ひとまずは期待しておこうか。うん。
・追伸(12/3)………一畑電車デハ8000形の詳細が、かなり鮮明に。やはり20メートル車だ。デハ7000形とも併結運用が可能ですね。ラッピングは廃し、オレンジ色のライン入りに。いわゆる銀電になります。まさしく攻めの経営姿勢だね!!
もしかしたら、JR西日本は対抗手段として今後、新見〜伯耆大山〜米子〜出雲市〜西出雲にも227系を新製投入するのかもしれない。そうなっても不思議ではない。
・追伸2(12/3)………ついに一畑電車公式サイトにてデハ8000形の詳細な性能諸元等が明らかになりました。
名鉄の場合、車幅が問題というよりも、①需要がない②汎用性がない③イニシャルコストとランニングコストがかかる に集約されるでしょう。
①:名鉄の有料優等列車では、ミュースカイ以外の全列車に一般車が連結されていて、しかも2200系以降は増結用も含めてロングシートの比率多め。それでも特別車が満席になることはあまりなく一般車の方が混んでいる。立ち席も珍しくない。3300系・3150系も結局300系に引き続き転換セミクロスシートを導入しても、増備車はロングシートとなり、後に続かなかった。ある意味、会社としての名鉄も利用客も堅実だけど「(ド)ケチ」。株主総会で株主からデュアルシートを導入してほしいという質疑があったことすら、メディア報道に掲載されたことはなくわたしは聞いたことがありません。
②:名鉄では、豊田線・小牧線・瀬戸線を除けば、2・4両組成の形式ならどの路線のどの種別でも使える汎用性を最重視。そこでは、支線直通や支線内折り返しも鑑みて、名古屋本線との直通の兼ね合いからも、ロングシートが一番つぶしが利く。変にデュアルシートなど導入しては末広がり状の広範囲運用の有用性を阻害し汎用性を潰すだけでしかない。近鉄名古屋線でも、L/Cカーや転換クロスシートの車両は、富吉出入庫運用を除けば急行運用だけだし、増結される2両はロングシート。準急や普通はホーム長から3両組成が必要だけど近鉄の3両組成車にL/Cカーはなく利用客からの要望もない(ように思われる)。近鉄の場合、名古屋線急行は名古屋線から分岐する支線直通運用がなく、特急を補完し名古屋線・山田線・鳥羽線の一直線だけだから、急行ではクロスシートが使えるのでしょうが。
③:2000年代以降の名鉄の最もたる方針。とにかくヘタな冒険をせずにコストがかかるものを徹底的に避ける。イニシャルコストもランニングコストもかかるデュアルシートは、端から考慮に入れてないでしょう。これも①②にもつながっていきますが、やはり、堅実路線、裏を返せば「(ド)ケチ」。
管理人さんがそこまで名鉄にデュアルシートが欲しいというのであれば、利用客の需要や要望を調査してまとめ、名鉄株を購入して株主になり株主総会で会社側に質問してみてはいかがですか。
まあ、昔のようなデラックス車両とか、ひのとり、スペーシアXみたいな贅沢三昧な電車は要らないとは思うが、必要最低限な居住性だけは確保すべきですね。
5700系は今でもなかなか意欲的な名車だったと思いますよ。片側2扉は残念だが。
今は名駅名鉄ビル群の再開発で新たな挑戦を強いられていますが、その精神を今後の電車にも生かして欲しいね。
まあ、あとは幹部が頭を使うかどうかだけですよ。
>名鉄は土川政権?が過ぎてからは、ドケチ精神も和らいだかと思いましたが、細かい点で... への返信
名鉄という会社のドケチ姿勢もさることながら、名鉄利用客も「ドケチ」だと思います。だから、デュアルシートなどというものの需要はないでしょうね。
ミュースカイ以外の優等列車の特別車だって普段から空いていることが多く、優等列車に乗る客は運賃だけの一般車の選択が圧倒的に多い。立ち席も普段から見られる。関東や関西の普通列車や快速列車のグリーン車・優等列車の有料座席と違って、常日頃からわざわざ「運賃以外の余計な金払ってまで」ミューチケットを買うような習慣のある人は少数派だろうし。それに、名鉄の末広がりの路線網だと、北側からも南側からも名駅や金山で客が大勢入れ替わるから、行先の終点まで乗りとおす「長距離客」は少数派、これも有料座席を見出すインセンティブに欠ける。
近鉄名古屋線では区間によっては後発の特急が先発の急行より先着するケースもありますが、白子以北だと先発の急行が先着するパターン。すなわち桑名・四日市だと名駅からの距離・時間からも、特急よりも急行を選択するのではないでしょうか。白子・津も、時間はかかっても急行を選ぶ人は多いだろうと思われます。
JR東海の普通列車・快速列車には有料座席がないから、関東や関西のJRのような習慣がそもそもない。
そういう有料座席というプラスアルファの付加価値を見出す習慣のない地域性・住民性に、事業者側もわざわざ高いコストをかけてまでデュアルシート、ましてやそれを活用した有料座席を導入する意義はほとんど見いだせない。
そういう需要のなさからして、結局ロングシートが、路線も種別も選ばずに一番つぶしが利きコストカットに努めるのがベストなんだと思われます。
さて、高崎政権?はどう展開するのかな? まだ分からないが。
ここ暫くは関心を払いたいところですね。
仮に本当ならば、今後の特急一般車は全面ロングシートになる可能性も。まるでJR東日本のE235系1000番代のようになる?
私自身はそんな噂は信じたくはないのだが。うん。
皆が迷惑だ!!
こう言うテーマと全く無関係で、とろ臭いことをわざわざ書きに来たのならば、皆が迷惑だよ。悪いが、出てってくれないか!?