【続き】
昨年の11月に亡くなった義兄の新盆法要に出席した。
参列者は、兄弟、子供のみ。
部屋の前には
▲ 新盆には白提灯
入口玄関にもあり、初めて帰ってくる故人の霊が迷わないための目印のためだとか。
▲ お盆の伝統的オブジェ~精霊馬(しょうりょううま)
キュウリは馬、ナスは牛に見立てている。亡くなった方があの世とこの世との行き来に使う乗り物を表す。馬には「早くおいでね」という思い が、牛には「帰りはゆっくり帰ってね」という思い が込められているという。
家内の信州佐久の家では、お盆には必ずこの供え物を作っていたという。こういう風習があることは知ってはいたが、ボクの福井ではここまではやらなかったと思う。信仰の度合いの違いなのか風習の違いなのかは知らないが。
「あーたには、オモチャのキャンピングカーを飾ってあげるから」「それは嬉しいね。でも寄り道してくるよ」
お坊さん(曹洞宗)は新盆の説話の中で、上記の白提灯、精霊馬の他にも、お盆時期につきものの「盆踊り」、「花火」の意味も説明された。お盆から来るものだとは分かったが詳細はもう忘れた(笑)。しかし、日本文化は深いね。
と夏へ飛び出す前に、先ず世間のお勤めを無事終えてきた。
しかし、天気予報が・・悪いなあ。
今度は戻り梅雨だと? なんのこっちゃ。
了
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