遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

遥かな思い出の断片

2022年07月27日 | 時事

民放TVは、こぞって統一教会の特集を組んでいる。

「それで信者は神様への献身の気持ちと、サタン(悪魔)への恐怖心から献金をしてしまう。『身も心もすべて捧げないと地獄に堕ちる』と信じ込まされているのです」

信者の心理的原動力になっているのが「サタン」という言葉。山上母にとっては、全財産を貢いででもサタンの恐怖から逃れたかった。しかし、普通の日本人には「サタン」という概念は分かりにくいし、なにか違和感が残るだろう。

 

幼年時代を振り返ってみると、

♫どーこの誰かは知らないけれど

誰もがみんな知っている

▲ 月光仮面のおじさんは正義の味方よ よい人よ

そして、ボクにとって、サタンとは「サタンの爪」だった。

 

 

▲ 月光仮面に対峙して悪事を働いたサタンの爪。

現代のサタンの爪は、北方にいる。

 

大学に入ると

▲ キャンパスでは

「すこしお時間ありますか?」とアプローチされて「ねーよ」と相手次第で応えた。

貧乏学生のボクは学生寮に入っていたが、そこでも原理研(原理研究会)サークルがあって「戦争はなぜ起こると思いますか」と迫られると、「オレは四角丸だ」とウソを言って追い払っていた。

 

米国に赴任していたとき

▲ 1992年8月 ソウルでの合同結婚式 

♫ようこそここへ くっく くっく

わたしの青い鳥

恋をした心にとまります

そよ風吹いて くっく くっく

便りがとどけられ

誰よりもしあわせ感じます

 

とボクのジュンコちゃんは文鮮明の選んだ相手と結婚してしまった。

 

最後にわれらのリーダーの思い出も、統一教会系の機関紙で辿ってみよう。

▲ 意気軒高な時の安倍首相

「美しい国」を目指したが道半ばで、教団 凶弾に倒れた。

山上息子にとって、サタンとは誰だったのだろうか。

♫どーこの誰かは言わないけれど

誰もがみんな知っている・・

 

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