毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

輝ける人の一生とは…北斗市~函館~東京

2007年05月31日 21時31分12秒 | Weblog
太陽の陽射しを防ぐ木陰の道端に寝転がり、うつろな目で斜め上をぼんやりと見つめているホームレス…三十歳代の後半のように見えます。
彼のように、目に輝きを見失ったのには、それなりの動機があったのでしょう。
彼が死んでも誰もが悲しまず、誰の心にも残らず、ねずみの屍骸を処理するように扱われ、彼の存在がゴミのようにこの世から消滅してゆくのでしょうか。

これまで誰からも注目されようと努力したわけでもなく、努力しようともせず、そしてこれから先も、前向きに生きようと言う意欲すら逸しているのでしょう。
誰もが誕生した瞬間より死に向かうのです。同じ一生なら過ごす時間の中身に拘りたいと思いませんか…ねずみの屍骸と同じ扱いしか受けられない一生で良いのでしょうか。

数分でその存在すら忘れ去られるような人生…
それではあまりにも寂しいし、悔しいし、なんとも哀しいのではないか。
ほんの少しでも、たったひとつでも、自分が生きた足跡を残したいと思うのが心情では。
人々の記憶に少しでも自分の残影があるようにしたいのでは。

過去の生活の中でそんな事を意識もしなかった。存在感を在らしめるためにどのように生きるなどと意識もしなかった。
煩わしさを回避するために、人との関わり合いを希薄にし、何のしがらみもつくらないようして来た…そのような人がホームレスとなるのでしょうか。
何かのアクシデントとか、幾つかの失態、失敗に遭遇し、緊張感を失ったのでしょう。

自分の人生に夢を持ち、ビジョンを描き、希望を持って、前向きに生き、願いの叶う事を念じつつ時間を過ごす事で、必ずその人の生き様の足跡が残る事になります。
アクシデントや失態、失敗に遭遇する事は誰もが同じなのです。
それは人生を切り拓く扉のようなものです。
重い扉を苦労して抉じ開けた向こうにこそ、描いた夢、ビジョンが現れます。

写真は今日、函館から東京に移動する飛行機から西空に沈む太陽を撮りました。
落ちた太陽は、明日朝にはまた必ず昇ってきます。
今夕の東京地域は雷混じりの土砂降りの天気ですが、その厚い雲の中に沈み込む太陽…
それでも強かに明日また必ず上がってくる…太陽のように生きたいもの…
明日は早朝便で和歌山です。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
Blog Entry ランキングへ投票