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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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選択、断行のタイミングがある…札幌~新潟

2007年08月02日 22時41分09秒 | Weblog
赤城農林大臣の辞表提出のタイミングが何とも遅すぎたと思っているのは、自民党関係者か支持者の方々でしょう。
選挙で負けた後の辞表提出を最も歓迎したのが野党関係者です。
私達はどのような場合にも、常に方向や方針を選択しながら人生を歩んでいます。
その選択して断行するタイミングが、そのアクション効果に大きく関わってきます。

赤城農水相は、自民党や自分にとって最悪な時期に選択断行した見本とも言えます。
彼を、どのような視点から見ても、大きな役所の農水省を仕切るだけの裁量不足であると言えるのでしょう。
問題は誰もが抱えていますが、具現化した時の態度、対応の仕方とタイミングがあります。
国民が最も納得し、しかも同情を得るような態度表明の仕方があります。しかし、彼の行った選択断行のアクションは国民に嫌悪感と不快感を与えるばかりでした。
挙句の果てに下した辞表提出が最悪な時期になりました。

大臣の要職を維持するだけの技量、裁量、しいて言えば人間力が伴っていなかったのでは…
総理の任命責任は当然ですが、起用して器が出来あがるのを期待したのでしょうか。
死ぬような大変な修羅場を潜り、多くの苦難や逆行を乗り越えてこそ、適切な選択と断行、それを適正なタイミングで出るようになるものです。
未成熟な状態で起用され、彼の政治生命を断たれたような気もしますが、毛並みの良いDNAを保有しており、この苦難を糧にしながら、多くの実績を積み、自力をつけて再挑戦を促したいものです。

今日は札幌から新潟へ移動して、三協立山アルミ、新潟支店さん主催の工務店経営者セミナーで講演しました。
工務店経営者も常にハードな選択、決断、断行に連続です。
また工務店に商品を納める販売代理店も同じように、選択の連続なのです。
特に現在のように住宅市場が戦乱の時期は、その選択断行の時期が重要な要素となります。
販売代理店経営者も工務店経営者も何度も修羅場を経験し、様々な試練を乗り越えてこそ、現在があります。
そうでなければ、今、ここに企業として存在すら出来ていない事でしょう。
農水相の裁量不足は辞任で済みますが、工務店経営者の裁量不足は企業破綻を来たします。

写真は講演の終了後に三協立山、新潟支店で撮りました。
私の隣から新潟支店長の道正さん、住宅建材課長の松井さん、ファース担当の坪内さんです。
三協立山さんの方々とは、このようなイベント開催のタイミングについて議論し、今日のブログテーマとなりました。
台風のフェン現象で気温35度、湿度80%の蒸し風呂状態の新潟でした。
明日は新潟県中越沖地震の被災地である柏崎市を訪問を…
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