ソーラーハウスと言われる住宅システムの殆どは、太陽熱を床下の土間コンクリートに蓄熱します。
私達も当初はそのような仕組みで行っていました。土間コンクリートの蓄熱容量の膨大さは無視できないからです。
ところがコンクリートは、気紛れな太陽熱を即座に捕えて、夜の寒い時間帯に放熱することが苦手です。
そこで表面積の多い砕石を用いた時期が10年ほどありました。コンクリートや砕石は氷点下の冷熱、そして100℃もの高熱まで蓄熱します。
そこで思考したのが潜熱蓄熱材スカットールです。写真は温熱の程度で状態変更を起こして蓄熱量を増やし、さらに20℃から30℃までの適温を主に貯める特性を持たせました。
私達の研究は色々な部材検証もその対象となっています。
さて、今日は朝礼を終えたら家庭裁判所に登庁して業務を行います。