毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

無の意義を説く般若心教…北斗市

2007年08月13日 15時21分48秒 | Weblog
色不異空(しきふいくう)空不異色(くうふいしき)色即是空(しきそくぜくう)空即是色(くうそくぜしき)…般若心教の経の一部です。
この経本をよく読むと「無」の真相が解るような気がします。
この世において存在するもの全てに実体が無いのだと説かれています。

我々は、この世に生じたのではないので滅することもない…この意味がポイントです。
物質的現象がなく、感覚もなく、意思もなく、知識もなく、眼もなく、耳もなく、鼻もなく、声も、香りも、味もなく、感触もなく、心の対象もない。
さとりもなければ、迷いもなく、老いもなく、死もなく、苦しみもない。
それ故に、得ることがないから、求めるところの智慧の完成に安堵できるのである。
人は何もない故に心を覆われることもなく、恐れもなく、永遠、平安に過ごせるのである。

この般若心教の解説書は、解説者によって微妙に異なるが、それぞれが自分なりの解釈でも構わないと思われますが…
「色不異空・空不異色・色即是空・空即是色」(色)とは安堵、(空)とは無。人の途は(無)を是とすることで(色)もまたも善しと言うことか…

今日はお盆の13日、菩提寺の先祖の墓参りに行ってきました。
当家は禅宗なのですが私は仏教の中の禅宗と門徒宗の違いすら解っていません。
ところが子供のころに亡くした父親が仏となっているため、母親が毎朝、仏前で般若心教を唱えます。
我が家の子供達もいつしか、訳も解らずにお経を唱えることが出来ます。
今日は、東京から墓参に訪れた長男が墓前で唱えた経本を文字で読んでみました。

この世には元々何もないのだから、恐れることも、失うものもない。
故に我々に与えられたこの人生と言う時間を、ポジティブに楽しく、面白く、有意義に過ごそうと言うことだと思うのですが…
写真はその今日の墓参りで撮りました。

今日の北斗市も30度近い猛暑ですが、本州の暑さは想像を絶することでしょう。
般若心教では、何もないと説いているのですが、この灼熱の暑さを、「無い」と説くには、いささか説得力に欠けるような気もしますが…
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純真無垢な人の脆さを見て…北斗市

2007年08月11日 17時06分24秒 | Weblog
更迭された前農水大臣は、徹底的にマスコミの餌食にされた感があります。
その前の農水大臣は衝撃的な辞め方となり、代わりにフレッシュマンとして賑々しく登場したら、早速、前大臣と同じような事務所費疑惑です。
その時の報道記者を相手にした時のプレゼン能力の無さには閉口を…

彼の経歴ですが東京大学法学部を卒業し、農林水産省入省、大臣官房企画官等を経て、平成2年に、戦後の名農林大臣だと言われた、祖父の後継者として立候補し、全国最年少議員(当時30歳)として初当選しました。何処の視点からもエリートそのものなのです。
政治記者として事務所費問題を追及する彼らに東大、法学部卒業が何人いたのでしょうか。
無いとは思うのですが、記者に東大法学部コンプレックスを持っていたとしたら…

前農水相は、報道陣を前にして人格を逸しているかのような態度をしてしまいました。
マスコミから好感度で迎えられると言う事は、国民に好感を持たれる事に等しいと言えるでしょう。
彼の経歴を見ても名門に生まれ、抜群のIQを生かし全て現役のまま最高学府を出て、高級官僚、代議士、そして農水大臣まで一気に登り詰めました。

穢れの知らない純粋無垢な高血統のサラブレットのような人に、穢れの知らない綺麗な政治を執行して戴きたかったのですが…
マニュアルにない想定外の出来事やアクシデント、そして欲望がドロドロと渦巻く人間社会に対する免疫力の乏しい、純潔代議士のあっけない退場劇を見てしまい、何とも遣り切れない思いです。
更に辞任後も未だにバッシングの嵐は続いていますが…

職業人たる政治家として成果を出すには、少なくとも国民、つまり選挙民に対する納得の行く説明責任をしっかりと果たせる能力を身に付けなければなりません。
真のキャリアとは、学歴や職歴だけでなく庶民の嘆きや息遣いを感じとれる感性も必要です。

もし私が彼を2年間預かる事が出来たら…
私は中卒ですが中卒だからこそ2年間で彼をマスコミから評価させる人間的な面白さを授けられそうな気がするのですが…甘いかな…
人間社会の辛酸もまた楽しみなら甘受すれば、その先に必ず確かな成果が見えてきます。

叱られた経験の無い方の叱られ方…褒めた事の無い方の褒め方…痛みの知らなかった方の人の痛みの感じ方…
奈落の底に突き落とし、這い上がる苦しみから習得する感性ですが…

今日から夏休みですが、静寂な執務室でひとり原稿執筆に講じていました。
写真は久々に晴れ上がった空を本社の裏庭で撮りました。
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日本人に武士道精神を…函館~北斗市

2007年08月10日 18時08分05秒 | Weblog
武士道と言う言葉をよく耳にする機会があるが、果たして何を持って武士道精神といえるのか。
武士道精神こそ、現在の日本人にとても必要なのではないか。
武士道精神を追求すれば道徳や倫理を学ぶ言う事になるのではないか。
鍛錬で心身を鍛え、忍耐力がついてくると必然的に包容力が備わり、武士道精神が。

堪え忍ぶ事は、何も身体の持久性だけでなく、むしろ精神的な持久性の方がはるかに重要なのでしょう。
新渡戸稲造の書物から武士道とは、義・勇・仁・礼に尽きると記されておりました。
「義」万民正義つまり、誰もが納得できる正しい道。「勇」正しく堂々と逞しく生きる事。「仁」とは人に対する深い情けを持てる事。「礼」とは謙虚さと礼節です。

(武士道を私なりに解釈すれば次のようになる)
「義」人間社会や自然環境、社会構造をより良好な状況にするための正しい道が正義…
「勇」目指す道が確立できたら、ぶれる事無く、逞しい活力で前進…
「仁」関わるもの全てに魂の持った人が介在…
「礼」人は備えた実力の大きさに比例した謙虚さと礼儀正しさを…(これが武士道では)

この武士道とは、日本古来から伝承された武士の教義だと思われ、我々の現在社会にも、企業人にも、一般家庭人にも必要であると思います。
人を愛する事。町を愛する事。地域や国を愛する事。このように愛する事のできる視点でみれば、武士道の遂行もそれ程難しい事でないような気もします。

自分に愛する力があれば、対象者にも受け止める寛容性が生まれます。
思い遣りの心を持って接すると自然に、気遣いや言葉遣いに愛情がこもるようになり、これを継続出来る事が真の武士道といえるのではないでしょうか…

写真は、今日10日午前、北斗市役所を訪れて市長室で海老澤順三市長と撮りました。
海老澤市長とは上磯町長の時代から30年以上のお付き合いに及びます。
海老澤市長は40歳そこそこで自治体首長に就任され、30年余りになりますが、就任当初からあった日本古来の武士道の風格に、いっそうの重厚さが備わっておりました。
今日は久々の懇談で海老澤市長から感じた武士道の雰囲気をテーマにしました。

連日の鬱陶しい日々が続きましたが、夕方になってとても穏やかな天候となりました。
本社で社員研修を行っていた連中も、札幌事務所、東京事務所に戻って行きました。
明日から16日まで夏休みですが、この時間、いつもなら活況タイムなのですが、本社社員も家族の待つ家庭に帰ったよう…毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
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小さな気配りが大きな成果に…北斗市

2007年08月09日 20時54分25秒 | Weblog
さりげない心配りや気遣いは受ける人によってこの上ない感動感激として受け止められる場合があります。
その当事者が社会的に影響力の大きい方であったりする場合もあります。
日頃の自然な姿の気配りや気遣いなどの振る舞いがあなたを幸せに導く可能性があります。

人様を肩書きや風采で判断してはいけないのですね。
中身の伴った方などは、あまり肩書きや風采にこだわらないものです。
むしろ中身があるからこそ肩書きがなくとも構わないと言う事だと思われます。

肩書きが、その器に伴うような中身の持ち主に育て上げる場合もあります。
そのような人は元々、人間的なキャパシティーの持ち主だったとも言えるでしょう。
人間としての器が伴ってくれば、器に合った振る舞いが出来るようになるものです。

人様を大事に大切に思える人は、気配りや気遣いが自然にさげなく出来るものです。
人様へのさりげない気遣いが出来ると言う事は、当事者や周辺の人々を幸せな気分に浸す事ができます。
それより何よりも、自分自身が幸福をつかむ機会を多くしているのです。

言うまでもなく、誰よりも自分自身を一番大切にしなけれななりません。
だからこそ自分を二の次にしても他人のために気配り、気遣いを怠ってはならないのです。
自分の幸福は、周辺及び、関係する人々の幸福があってこそ成立するのですから…

今日9日は終日、本社会議室で業務推進の会議を行っていますが、業績をあげるためには、日頃の細かな気配りや気遣いが自然に出来ているかどうか…
このような発言がスタッフから出るようになりました。社員も一歩ずつ成長しているように思います。

写真は、後ろの列が左から智専務、扇常務、藤原所長、浅田主任、岩山係長、前左が村上次長と私の隣が久保田検査員、中島広報担当です。
東京事務所と札幌事務所の面々が久々に本社揃って意見交換でした。
明日は社員どうしの実務研修を行うのだそうです。

さて、このブログに納まる人は、写真を撮る時も社員と言えども必ず了解を得る事にしています。
写真をネット公開される事を躊躇するスタッフもおり、それは尊重すべきなのでしょうが、自分を売り込む事で成立する渉外業務には不向きのような気がします。
今日は一日、晴れたり大雨になったりの天気でした。明日いっぱい社内研修を…
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初期対応を誤れば…函館~北斗市

2007年08月08日 19時44分58秒 | Weblog
今回の参議院選挙は、安倍総理発足後の閣僚における初期対応の不手際が、次々に負のスパイラルに惰り、その延長での選挙だったと思われます。
総理大臣は、野党から問題指摘された閣僚を何処までも庇い続ける裁量と、すっぱりと更迭する決断力の両刀遣いが不可欠となのでしょう。今回は完全に更迭する時期を逸した事は誰の目か見ても明らかです。

社会保険庁の問題も、野党と一緒になって事実関係の調査探求を行い、包み隠さず開示する方法があったと思われますが与党関係者が懸命に言い訳を行う姿が見つきました。
言い訳を行うと言う事は、言い訳する理由があるのだと国民は受け取ります。
社会保険庁の問題は政府与党までが、社会保険庁から組織ぐるみで騙されていたようなものでしょう。

騙された政府与党の責任は当然ですが、決して降って沸いた問題でなく、野党も含め、我々国民全体が騙されていた事になります。つまりは、与党はもとより、野党にも責任の一端があるわけで、事実関係を開示し、今後の年金問題は政争となる事無く、与野党が協力して対応する事を国民全体が望んでいます。

住宅クレームも初期対応が肝心です。
人の遣る事ですから間違いが絶対に無いなどとは誰も思っておりません。
雨漏りがして、連絡があって直ぐに適切な対応を行えば、状況報告、現場対応でクレームに発展しません。しかし、最初の対応が遅れる事で次々に負の連鎖を起こしてクレームへと発展するもので、初期対応が極めて重要なのです。

今日は家庭裁判所で離婚調停の業務を行ってきましたが、裁判所に持ち込まれる案件の殆どが、課題が発生した時の初期対応のまずさが大きな要因となっているようです。課題発生で相手に大きな不信感を与えますが、この信頼を取り戻す努力を怠り、言い訳に終始する事で最悪の状況に…

連日、本州の梅雨のような鬱陶しい日々が続く北海道ですが、北海道美瑛町で撮ってきた「すっきり」とした写真を掲載しました。写真で気分を晴らしましょう。
明日は本社で全体会議を…
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家庭教育こそが立派な子供を育てる根源になる…北斗市

2007年08月07日 18時19分33秒 | Weblog
人間、ひとりで大人になったようなでかい態度をしていても、所詮、誕生してからの殆どが親の加護のもとで育てられます。母乳やミルクを与えられ健康管理が不可欠です。
人間以外の動物も産んだ子供を育てるのは、誰からも教わった訳でなくもなく本能的な作用が働くのでしょう。
人間とて同じようなものでは…

子供は身体の成長とともに人格を形成させ、しだいに社会性を身に付けて行きます。
この乳児から幼児期の事を「三つ子の魂」とでも言うのでしょうか、生涯の人格形成の根源になると言われています。
人は乳児、幼児、少年少女そして大人になっても一人だけでは絶対に生きてゆけません。
社会の一員と人間社会に溶け込んで行かなければならないのです。

乳児から幼児になるでの期間、保護者、主に母親は、子供の身体の健全な発育に懸命になります。
良い子供に育つには、この期間において子供に対する慈しみと誰に負けない愛情が最も必要ですが、この保護者の慈しみを肌で感じながら、保育園や幼稚園で保護者以外の他人と様々な社会性を学んで来ます。
当然、自分の子供の通う幼稚園や保育園では、他の子供達も、自分の子供から社会性を学んでいる事でしょう。

高校に入るまで子供は家庭にいる時間、家族と関わる機会が圧倒的に多いのです。
「子は親の背中を見て育つ」と言いますが、一人しかいない父親、母親が生きる見本になるのでしょう。
親だけでなく、家族が同じ空間で食べて寝て、喜んで悲しんで、喧嘩して仲直りする事で、子供たちは自然に社会性を身に付けて参ります。
社会性を教えようなどと意識せずに自然な対応こそが健全な社会性を吸収するのです。

学校では多くの子供や先生方と様々な社会見聞をする事になり子供の社会性は急成長します。その前提は、善し悪しの判断、厳しさと優しさのけじめなど、家族が、家庭内でしっかりと接した環境が立派な社会人になる根源となるのでしょう。
学校や幼稚園では、家庭で人格が基本形成した子供達に社会性を増大させるための機関と言えると思います。
しかし、子供の学校教育の前に保護者教育の必要な人もいるのでは…

写真はさっき、下校途中の上磯中学校の生徒を撮りました。
元気な声で「こんにちは!」と声をかけられましたが、何とも爽やかな気分になります。
彼に対する家庭教育と学校教育の成果でしょうか、彼は既に立派な社会人に…
彼の後姿から多くを学ぶ事が出来て今日のブログテーマとなりました。
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頭の良い子供が育つ家づくり…北斗市

2007年08月06日 23時23分50秒 | Weblog
日当たりの良い、広くて明るく、冷暖房の完備された部屋を与えられた子供は、いじめ問題や非行に関わる確率が高い事が、権威ある調査で明らかになっています。
閑静で環境が整っている勉強部屋の方が集中力の持続が難しいのだそうです。
どんな環境にも左右される事無く勉強に「集中」出来てこそが脳にインプットを…

このブログを読んでいる人の中にも、一流大学を出た方がおられると思いますが、あなたは、環境の整った部屋で死に物狂いで勉強をした記憶があるでしょうか…
多くの方々は、周辺環境に関係なく勉強に集中できた事でしょう。
東大卒の方々の勉強時間の平均がとても短いのだそうですが、この集中して勉強するコツを捉まえていると言う事です。

集中力を高めるには、部屋の冬の気温は18度、夏の気温は28度程度だと言います。
冬は厚着で、夏は薄着で机に向かい、照明は手元だけが明るい方が良いのです。
子供部屋に冷暖房機を設置するとどうしても、常に快適な環境にコントロールできますが、家に性能を持たせると、居間の環境を最高に保つ事で、子供部屋もそこそこの環境に…

愛する子供のために、明るく広い、冷暖房完備の子供部屋にする事で親御さんは、環境の良い部屋を与えたと言う安心感が先にたつものです。
子供は常に子供部屋に直行し、もっとも大切な家族とのコミニュケーションが希薄となり、社会性を身に付く機会を逸しながら成長してしまいます。
頭の良い子供に育てるためには、むしろ北側の日当たりの悪い場所の方が適切だと言う事になります。
可愛い子には旅をさせろと言いますが、いつかは自立する子供との宿命を考えれば、子供の本当の幸せづくりを実践するのが子供部屋であり、親の真価が此処で問われます。

愛する子供のためを考え思いを尽くすほど、子供部屋の温熱環境がキーワードとなります。
子供は本来、強かな思考をめぐらす才能を持っていると言いますが、どんな雑踏の中でも、どんなに劣悪な環境の中でも「集中力」をしっかりと身に付けさす事が何よりも肝心です。
甘やかしこそ、最悪の教育法と言えるのでしょう。
写真は先ほど一瞬、日が照った時の上磯中学校を撮りました。
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想像力の原点が本を読む事…東京~函館空港~北斗市

2007年08月04日 20時35分35秒 | Weblog
推理小説、アクション小説、経済小説など夢中になって読み耽る時があります。
自分の知らない時代、自分の絶対に出来ない痛快行動、在り得ない夢物語など、読んでるうちに自然と自分がそのストーリーに登場する人物になり切っているのでしょう。
本を読んで感動したり、感激して涙腺を刺激する事もありますが…

小説も、映画も、テレビドラマなども、その時に深く感銘を受けたり、賛同したり、感心したりしても、時間が経ると、しだいに希薄になって行くものです。
私は厚い長編小説が好きで、少なくとも1週間に400ページ以上の本を2冊以上読む事にしております。私は本を読む時やドラマ、映画をみる時も必ず手帳を用意します。

どんな小説でも必ず、自分の知らなかった情報が一つや二つくらいあるもので、自分の知らなかった言葉の意味や解釈、考え方などをメモするようにしています。
自分しか読めない汚い文字で手帳が真っ黒になっていますが、このメモが知恵袋になったり、人との関わり合いで大きな役割りを果たす事があります。

過ぎ行く時間から、必ず何かを得ようと強かに意識をめぐらすと、手元にある様々なものに貴重な情報が潜在しており、そこから知恵を引き出す事が可能です。
小説は、現実には絶対出来ない想像の世界を提供してくれますが、誰もが意識さえすれば、その想像力の汎用で、無いものを生み出せる創造力を引き出すと思います。写真はある本屋さんです。

私のブログネタは、小説や映画、ニュースなどの情報と自分自身の経験や人生観を織成して書いていますが、毎日、1000文字ブログを更新し続ける事で、自分の先行きをパイロットしているようなものです。
さて、今日は東京から孫の穣太郎を伴って函館に戻り、孫と遊んで来たので本を読む時間がありませんでしたが、孫から教わる事って、本よりもまたはるかに多いもの…

台風の影響が心配でしたが無事に北斗市に戻りました。
明日は本社の裏広場で木工教室イベントですが、どうやら天気も良くなりそう…
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運命の巡り合わせ…新潟~柏崎市~長岡市~東京

2007年08月03日 20時51分12秒 | Weblog
九州南部は今回も強い台風に見舞われてしまいました。
この時期、南の海では海面温度が上昇するため海面が熱せられて水蒸気となり、台風が発生しやすくなり、梅雨前線の南側を沿うように北上すると、日本列島の九州か四国に上陸する確率が高くなるのだそうです。

その時の気圧配置によって台風の進路が決まると言う事ですが、去年、今年と九州の宮崎県や鹿児島が何回も直撃されました。
台風の発生時期と気圧配置の巡り合わせなのでしょう。

今日は、昨日38度の最高気温を記録した新潟から柏崎市に移動して、新潟県中越沖地震の被災地を見舞いに訪れました。
柏崎市は3年前も中越地震で震度5強の地震に見舞われました。今回は震度6強でした。
震度5強以上の地震に遭遇する確率は数百年に一度と言う事ですが、柏崎市は、3年間の短期間に二回もの大震災に見舞われた事になります。
新潟県は30年前にも震度6程度の大地震がありました。

何故、新潟県ばかりが…被災地の方々の嘆きが身に沁みる思いです。
大震災がいつ起きても不思議でないとする地域には、起きる起きると言いながら…
ところが、あまりマークされていない、福岡、鳥取、能登、中越、秋田などの日本海側に頻発しています。
これも運命の巡り合わせなのでしょうか…

人間がどんなに知恵を絞っても、台風や地震などの自然災害には、ただただ呆然と見守るだけしか出来ず、とても無力感を覚えます。
飛行機事故に遭うのも、交通事故に遭遇するのも人災とは言え、様々な状況が重なった巡り合わせのような気がします。

人生、元気でいるうちが華なのですね。
元気で明るく悔いの残らないような時間を過ごしていれば、幸運な廻り合わせにもまた出会うと言う事です。

写真は柏崎市の激震地の近くに建っているファースの家を訪ね、被災状況を見させて戴きました。
真ん中が建主さんの有限会社 石瀧内装、専務の石口浩和さん、右がファース工務店、株式会社 石口工務店の専務、石口裕基さんです。
周辺には完全に倒壊した家が多くありましたが、石口さんの家はエコキュートが止め金具が千切れて転倒、そして内装材に歪みや剥離の被害がありましたが、構造本体の損傷は皆無でした。

明日は北斗市に戻りますが、日本海に出た台風が迂回して北海道に上陸との事です。
巡り会わせが悪ければ、飛行機に影響があるも知れません。
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選択、断行のタイミングがある…札幌~新潟

2007年08月02日 22時41分09秒 | Weblog
赤城農林大臣の辞表提出のタイミングが何とも遅すぎたと思っているのは、自民党関係者か支持者の方々でしょう。
選挙で負けた後の辞表提出を最も歓迎したのが野党関係者です。
私達はどのような場合にも、常に方向や方針を選択しながら人生を歩んでいます。
その選択して断行するタイミングが、そのアクション効果に大きく関わってきます。

赤城農水相は、自民党や自分にとって最悪な時期に選択断行した見本とも言えます。
彼を、どのような視点から見ても、大きな役所の農水省を仕切るだけの裁量不足であると言えるのでしょう。
問題は誰もが抱えていますが、具現化した時の態度、対応の仕方とタイミングがあります。
国民が最も納得し、しかも同情を得るような態度表明の仕方があります。しかし、彼の行った選択断行のアクションは国民に嫌悪感と不快感を与えるばかりでした。
挙句の果てに下した辞表提出が最悪な時期になりました。

大臣の要職を維持するだけの技量、裁量、しいて言えば人間力が伴っていなかったのでは…
総理の任命責任は当然ですが、起用して器が出来あがるのを期待したのでしょうか。
死ぬような大変な修羅場を潜り、多くの苦難や逆行を乗り越えてこそ、適切な選択と断行、それを適正なタイミングで出るようになるものです。
未成熟な状態で起用され、彼の政治生命を断たれたような気もしますが、毛並みの良いDNAを保有しており、この苦難を糧にしながら、多くの実績を積み、自力をつけて再挑戦を促したいものです。

今日は札幌から新潟へ移動して、三協立山アルミ、新潟支店さん主催の工務店経営者セミナーで講演しました。
工務店経営者も常にハードな選択、決断、断行に連続です。
また工務店に商品を納める販売代理店も同じように、選択の連続なのです。
特に現在のように住宅市場が戦乱の時期は、その選択断行の時期が重要な要素となります。
販売代理店経営者も工務店経営者も何度も修羅場を経験し、様々な試練を乗り越えてこそ、現在があります。
そうでなければ、今、ここに企業として存在すら出来ていない事でしょう。
農水相の裁量不足は辞任で済みますが、工務店経営者の裁量不足は企業破綻を来たします。

写真は講演の終了後に三協立山、新潟支店で撮りました。
私の隣から新潟支店長の道正さん、住宅建材課長の松井さん、ファース担当の坪内さんです。
三協立山さんの方々とは、このようなイベント開催のタイミングについて議論し、今日のブログテーマとなりました。
台風のフェン現象で気温35度、湿度80%の蒸し風呂状態の新潟でした。
明日は新潟県中越沖地震の被災地である柏崎市を訪問を…
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人を褒める事で自分の不充分さを補える…北斗市~函館~札幌

2007年08月01日 20時47分01秒 | Weblog
こんにちは!!…外出のために会社の前に踏み出したとたん、自転車に乗った下校中の中学生から明るく元気な声をかけられ、はっ!思わず、こんにちは!!!…
その日は朝から様々な問題、課題対応で塞ぎ込んでいたのでしょうか、会社を出る際には憮然とした態度で社員に接していたような気がします。
下校途中の中学生に促されて気づいた自分の姿でした。

後日、声をかけてくれた中学生のお父さんと合う機会があり、息子さんのはつらつとして、礼儀正しい態度に心より感心した事を話しました。
家庭でのご両親のしっかりとした躾けや、愛情表現が素晴らしいのでしょうと…ところが、そのお父さんは、自分達はだらしなけど、学校の先生方の教育姿勢と学校環境の素晴らしさだと学校を絶賛なのです。
このお父さんの言葉にもまた感動を…

人には誰もが賞賛されるような素晴らしい部分と、そうでないところがあるものです。
私達はとかく他人の欠点ばかりが目に付き、その部分を指摘しがちになるものです。
自分の事は気付かず、その殆どを棚に上げたまま…
私も出先で弊社の社員の事を褒められると、この上ない幸福感を覚えますが、その時、社員を褒めてくれたその人の感性や、その環境の素晴らしさを感じる事があります。

この世に完璧な人など一人として存在いたしません。しかし、ひとつも良いところの持たない人も存在しないのです。
人様の良い部分にだけ視点あてる事で対人関係が確実に向上します。
自分自身も様々な状況で心理的に不安定になり、この前のように出かける際に社員に連絡もせずに佛頂面をして、中学生に声がけをされて気付く事がありました。
大勢いる社員の一人ひとりがお客さまの前で絶対に不手際を起さないと言い切れませんが、人様の長点を褒める事で自分の不足した分を補充できるような気がします。

今日は札幌に移動して、ガラスメーカー、旭ガラスの関連会社AGCグラスプロダクツ株式会社の担当部長、山下秀輝さん(写真・前の向かって右)同じくAGC硝子建材株式会社、グループリーダーの阿部泰宣さんと意見交換会を行いました。
お二方とも他メーカーや人様の長点を見出す事がとても得意のようです。

お二方との会談で褒める事の素晴らしさに気付き今日のブログテーマとなりました。
明日は新潟県に移動し、新潟市内で経営者セミナーで講演を…
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