プリンスリーグ関東 第13節
桐光学園高校 2 - 1 横浜FCユース(かもめパーク)
台風接近により順延かと思われましたが試合決行。
しかしグラウンドコンディションが最悪で、このコディションが
両チームの明暗を分けました。
パスをつなごうとすると人工芝の水たまりでボールが急に止まったり、
裏にパスを出すとボールが走りすぎ、すぐにアウトになる。
そんなくりかえしで横浜FCユースは得意なバス回しがほとんどできず、
桐光の守備を最後まで崩すことができませんでした。
桐光は球際を厳しくいって、ボールを奪うとひたすらショートカウンター。
ただボールが走りすぎてパスが伸びすぎてほとんどゴールキックになる感じでした。
流れのなかでなかなかチャンスを作れない横浜FCユースは前半39分に
コーナーキックからこぼれ球を豪快に蹴りこんで先制。
悪コンディションでパスを封じられた横浜FCユースの得点は、
やはりセットプレーからでした。
桐光は優勢に試合を進めていただけにイタイ失点。
後半に入り、桐光の球際の激しさが横浜FCユースのそれを上回り、
ボールを奪取する機会が増えてきました。
そしてボールを奪うとすぐに足の速いFWを前線へ走らせてバス。
今日の桐光は徹底していました。
ただ前述したように雨を十分に含んだ人工芝のピッチがボールを
走らせるので流れるケースが多くなかなかチャンスになりません。
しかし攻め続ける桐光は後半27分に9番がペナルティエリアのすぐ外、
中央でパスを受けると横浜DFをかわしてグラウンダーのシュート。
横浜GKも手に当てますがボールの勢いが強くゴールイン!
雨でなければ横浜GKも止めれたかもしれませんが、雨のピッチに
低くバウンドしたボールは勢いがつき、GKの手をはじきました。
さて桐光が試合を振り出しに戻し、さらに押せ押せで猛攻を仕掛けます。
そして引き分けも見え始めた後半40分に桐光8番が右サイドからドリブルで、
横浜DFを一人づつ冷静にかわしつつ、ペナルティエリアに侵入して一閃!
見事なシュートはゴール左角に突き刺さり逆転!
桐光、試合をひっくり返します。
町田JFC出身らしい桐光8番のすばらしいドリブルからのシュートでした。
最後に横浜FCユースにチャンスを作られますがピンチを体を張って桐光DFが
守り、タイムアップ!
両チームとも最悪なコンディションの中、気持ちの入ったゲームでした。
うん、ナイスゲーム。
桐光はこれで2連勝。
そして後期4戦を終了して負けなしで順位も8位に上げました。
次は三菱養和戦。
調子を上げてきているチームなのでかなり強敵ですが、
次もアグレッシブに戦ってくれ!
ジャーンプ!