全国高等学校総合体育大会サッカー大会 神奈川県予選 準決勝
桐光学園 1 (8 PK 7) 1 厚木北 (等々力陸上競技場)
桐光学園、3年ぶりのインターハイ出場決定!
最後まで勝敗がわからない非常にしびれる試合でしたが、桐光は意地をみせてくれました。
雨こそ降らなかったけど、梅雨らしいどんより天気の中の試合
選手入場。
この時はここまでもつれる試合になろうとは予想できませんでした。
対戦相手は日大藤沢を倒して勢いに乗る、公立の雄 厚木北高校
前半に桐光DFが体入れて味方GKに取らせようとしたボールに、
厚木北の選手が足を延ばして触れて、GKも前に出ていたため、
取れずにボールが無人のゴールに点々と吸い込まれ、まさか
の失点。
DFは一回のミスが命取りになる過酷なポジション。
痛い失点でした。
その後桐光はキレキレの9番を中心に攻め続けますが
厚木北の厚い守備になかなか点数が入りません。
厚木北の桐光対策は徹底していました。
攻撃はロングボールとロングスロー。
特にロングスローはゴールに向かって放り込んでくるので厄介でした。
守備でも桐光のセットプレイでは、ゴールラインに背の高い選手を
並べてはじき出す作戦。
この作戦で2、3回は桐光の決定機をクリアしました。
桐光は高さのある18番を投入し、的が出来たためか、チャンスが多くなります。
そして残り5分のコーナーキックで6番がヘッドでドスンと起死回生の同点弾!
そして延長でも惜しいチャンスを作りますが、得点はならず。
運命のPK戦へ。
桐光は後攻。
桐光が2人目がまず止められ、凍り付く桐光応援席(とワタクシ)。
しかし、直後の厚木北の3人目がポストに当てて外し、イーブンに戻す。
その後サドンデスまでもつれ込むPK戦。
先行の厚木北が決めると次に外すと即試合終了のため、プレッシャーが半端ない。
厚木北8人目のPKを桐光1年GKがセーブ!
シャァ!と思ったら蹴り直し&桐光GKにイエローカード。
おもわず、なんでやねん!PKでイエローカード初めて見たわ!
と関西弁がでそうになる。
そして蹴り直しをなんと、ふかして外す厚木北の選手。
ドンマイです。
次の決めれば勝利&インハイ出場決定。
緊張する場面でも余裕があるように思えた15番がなんなく決めて勝負あり。
ギリギリまで桐光を追い詰めた厚木北は本当に粘り強いチームでした。
神奈川の公立校、恐るべし。
とりあえず小川航基選手を擁して出場して以来、3年ぶりのインハイ出場。
おめでとう桐光サッカー部。
全国でも暴れて来てください!
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家に戻り、小雨が降る中、苦行のような10kmのラン。
若干つらかったけど、すっきりしたわい。