毎日電車に乗る日々が無くなってから読書量がめっきり減った、
時間はたっぷりあるのに・・・
これではいけないと自分に読書プレッシャーをかける如く書店に
寄る度に本は増えるのだけれど、なかなか読破できない。
5月の二年連続上高地天泊が実現できぬ間に、梅雨の気配が近づき
うっとおしいが、梅雨の言い訳をいいことに読書に勤しもうか・・・・・
渓流はすでに禁漁、山も年内位で歩き収めとする見込みだ。
年を越せば大雪がありそうな長期予報も出ていて、2014年2月の記録的だった
大雪を思い出すと共に大変だった雪掻きの光景が甦ってくる。(もう勘弁して~)
冬でもなるべく外へ出るようにはしたいが、大寒波や雪のため家の中で過ごす時間が
他の季節よりは多くなり気味だ。
そこでまた少し読書用の本を入手した。
ミステリー小説は常に手持ちがあるので、何か他にと思うとつい山や釣りの本を買ってしまう。
またフライボックスにはまだ自作の物や仲間からもらったフライがたくさんあるが、
解禁までの間に久しぶりにフライを巻いてみようと思っている。
フライを巻く時にはハックル&フェザー(鶏の羽根)、スレッド(シルクorナイロン糸)、
獣毛(鹿や兎)や化学繊維の素材などを使うが、作業中うっかり周りに置いておくと猫が
じゃれて遊びそうなので気をつけないとね。
山歩きをガンガンやっている頃に読んだ小西政継氏の本を中心に、ネットで
五冊も買ってしまった。
(懐かしい・・・)
<北壁の七人>
隊長としてカンチェンジュンガ北壁の無酸素登頂を世界で初めて成功させた。
企画段階から登頂成功までの悪戦苦闘の一部始終を綴った一冊。
<マッターホルン北壁>
山岳同志会パーティがマッターホルン北壁の冬期第三登に成功。
「ヒマラヤ鉄の時代」の牽引者となった小西政継の原点。
<グランドジョラス北壁>
アルプス三大北壁の中でも最も困難と言われている垂壁に日本人として初めて
挑んだ六人の男たち。厳冬期の苦闘十一日間の記録。
<K2に憑かれた男たち>
1977年8月、山好きの一匹狼たちの寄せ集め集団が、世界第2の高峰K2の
日本人初登頂に成功した。あまりにも人間的な登山隊員たちの姿を描いたノン
フィクション。
<ドキュメント 滑落遭難>
七件の遭難事例を元に原因を探り、防ぐ方法を検証する。
実例から学ぶことで遭難防止、安全登山を呼びかけ大きな反響を呼んだシリーズの
一冊。
岩は無理でも早く山歩きがしたいなあ。
それには腰をな何とかしなきゃね・・・
エヴェレストに初登頂したのか、未だに謎とされているジョージマロリーとアーヴイン。
そのマロリーのカメラの存在と、カトマンズで独り冬季南西壁無酸素単独登頂を目指す
孤高の登攀者、あの伝説の森田勝をモデルとする羽生丈二とカメラマン深町が挑む永遠の
テーマ、人はなぜ山に攀るのか・・・・・
久しぶりに読む事に没頭させられた本でした。
夢枕獏の釣り番組はいくつか見たことがあるが、本はまだ読んだことが無かった。
私としては毎日とても楽しい通勤時間を過ごせた。
週末からは日本山岳会不世出、孤高の登攀者、森田勝の生と死を描いた
「狼は帰らず」佐瀬稔 著 ヤマケイ文庫を読み始めたところ。
先日、駅近くの書店で買った本。
そのタイトルは「山の本」。
これまでにも店頭で見かけていたものの手に取ることはほとんどなかったが、この日真っ先に手が伸び
さらさら見開いてみるとこれが結構面白そうで思わず買ってしまった。
一時毎号購読していた「フライの雑誌」のように、小さな出版社の小粋な本で、特集、随想、連載コラム、
紀行、短編小説、ハガキだより等々、その内容の充実さにも目を見張る物がある。
そして更に驚いたのは、この「白山書房」という出版社が高尾町にあるということ。
山関係の新刊も数々出版されているようで、山好きの自分が今まで知らなかったことが
恥ずかしくもあり、悔やまれる。
興味を引く記事ばかりで、久しぶりに通勤時間の楽しいひとときを味わっている。
表紙のイラストや本文中の挿し絵もいい雰囲気だ。
記事と一緒に2万5千図も掲載されていたりして、臨場感が伝わってくるのもいい。
バックナンバ-も買ってみようかな。
「山の本」は季刊本なので、次の冬号第82巻は12月中旬発売予定となっている。
店頭に並ぶのが待ち遠しい。
最近、読書量がめっきり落ちている。
以前は毎日、通勤電車の中で寸暇を惜しんで読んでいたが、この年齢に
なってくると仕事が終わると頭も身体も疲れきっていて、ちょっとの晩酌で気分
を和らげて翌日を向かえても疲労が抜けきれず日々溜まっていってしまう。
そうなると電車の中は仮眠する場と化し、揺れに任せて怠惰な時間を過ごす
癖がついてしまった。
それでも、ほぼ毎日書店を覗く癖は残っていて目についた本を買っては少し
づつ読んではいる。
とにかく目についた本、新聞や雑誌の紹介記事、電車内の広告、週間ブック
レビュー(この3月で惜しまれる中、放送終了)など、あらゆる所で得た情報
からジャンルを問わず気になったものを手に取って、実際に読む興味が湧い
た本を読むようにしている。
物理や科学、考古学や宇宙等の専門書コーナーへの足も遠のいた。
しかし今でも興味は尽きない。
睡魔に耐えてまた読み出そうかとも思う。
読まなければ得られぬ、様々なそして膨大な知識(情報)がそこにあるから。
仕事明け4日間が終わった週末に、或る雑誌を求めて書店を回った。
最初は職場近くの店で見かけて知ったのだが、多くの人が触れて表紙に皺やキズがあったものだから買い求めなかったものだ。
他の店でも簡単に買えるだろうと思っていたが、地元駅の書店には無かった。
この日も次々と書店を巡って、やっと一冊見つけたのは4軒目の店だった。
まだ店頭に並んだばかりのようで、きれいな状態だったので早速購入した。
この雑誌探しの途中で偶然目にとまったのが「50歳からの男の磨き方」。
くすぐったくなるようなタイトルだが、開いてみるとこれが結構いける。
HOW TOW本はあまり読まないが、この本はちょっと惹かれるところがあり、つい買ってしまった。
三連休の後半から読み出したが、ありがちな押しつけがましさや、そりゃないだろ的な内容も無く、50代の仕事とこれからの生き甲斐についてさらりと書き綴ってあり好感が持てる。
これまで真剣に人生設計など考えずに生きてきた私にとっても、今後の5年10年後を見つめ、ちょっと考えさせられる一冊である。
今回書店を巡って探し求めていたのはこの雑誌。
有名人、著名人のバイク乗り50人が語るオートバイ論。
意外な人がBIKE乗りだったりして少々驚き、そして面白かった。