風に吹かれて(Breath of Nature)

山歩きにBike、忘れかけたflyfishing、季節の匂いや風を追って遊びたいお気楽男の雑記帳

癒し(版画&鰻)

2015-06-28 16:52:11 | Weblog

梅雨の不安定な天気の中、気分転換と腰痛の癒しを求めて水天宮まで行ってきました。
小さなミュージアムでの「浜口陽三・丹阿弥丹波子 二人展 はるかな符号 大岡亜紀の詩と共に」。
カラーメゾチントという技法による繊細で美しい版画芸術に感動しました。

たっぷり鑑賞したあとは、喉を潤しお腹を満たしたいもの。
日本橋本町の老舗、大江戸の暖簾をくぐりました。
一階席は満員御礼のため、二階へ通されましたが従業員も詰めている
場所で、空いているがちょっと慌ただしい雰囲気がね・・・・・



店構えや調度品も年代を感じさせる、落ち着いたものでした。
箸袋もいい味出してます。



まずは生ビールを一杯、喉にしみます~。
鰻は土曜限定の「いかだ」を注文してみました。
一匹の鰻を半分に切らず、長いまま使ったもの。
豪華に見えますが、このボリュームで以外にリーズナブル。
(箸をつける前に写すのを忘れてしまい、一口食べた後の写真です)



これでもかと、山椒を振りかけてほうばると、よくある甘いタレでなく
あっさり目で、飽きない美味しさに大満足。
漬物も色とりどり、量も多めででこれまた気に入りました。
そして、つまみに頼んだ銀杏の塩煎りはかなり焦げ目があり、ええっ!と
思ったのですが、これがまた香ばしく最高でした。

たまには、仕事の疲れと身体の痛みを癒しに頑張って出かけてみるのも悪くない。


山岳小説

2015-06-14 11:55:17 | book

エヴェレストに初登頂したのか、未だに謎とされているジョージマロリーとアーヴイン。
そのマロリーのカメラの存在と、カトマンズで独り冬季南西壁無酸素単独登頂を目指す
孤高の登攀者、あの伝説の森田勝をモデルとする羽生丈二とカメラマン深町が挑む永遠の
テーマ、人はなぜ山に攀るのか・・・・・

久しぶりに読む事に没頭させられた本でした。
夢枕獏の釣り番組はいくつか見たことがあるが、本はまだ読んだことが無かった。
私としては毎日とても楽しい通勤時間を過ごせた。



週末からは日本山岳会不世出、孤高の登攀者、森田勝の生と死を描いた
「狼は帰らず」佐瀬稔 著 ヤマケイ文庫を読み始めたところ。