先日、駅近くの書店で買った本。
そのタイトルは「山の本」。
これまでにも店頭で見かけていたものの手に取ることはほとんどなかったが、この日真っ先に手が伸び
さらさら見開いてみるとこれが結構面白そうで思わず買ってしまった。
一時毎号購読していた「フライの雑誌」のように、小さな出版社の小粋な本で、特集、随想、連載コラム、
紀行、短編小説、ハガキだより等々、その内容の充実さにも目を見張る物がある。
そして更に驚いたのは、この「白山書房」という出版社が高尾町にあるということ。
山関係の新刊も数々出版されているようで、山好きの自分が今まで知らなかったことが
恥ずかしくもあり、悔やまれる。
興味を引く記事ばかりで、久しぶりに通勤時間の楽しいひとときを味わっている。
表紙のイラストや本文中の挿し絵もいい雰囲気だ。
記事と一緒に2万5千図も掲載されていたりして、臨場感が伝わってくるのもいい。
バックナンバ-も買ってみようかな。
「山の本」は季刊本なので、次の冬号第82巻は12月中旬発売予定となっている。
店頭に並ぶのが待ち遠しい。