八王子駅前のユーロードに繰り出すと、「夏の風物市(ゆかたで楽しむ七夕祭り)」と銘打った
イベントが開催されていた。
連日気温が30度を越す中、様々な出店が軒を並べている。
朝顔、盆栽、草履、飴細工、金魚釣り、かき氷、等々・・・・・
飴で色々な動物や子供向けのキャラクターをひねり出していたのは女性の職人さん。
丸めた飴をチョチョチョイとひねって、あっという間に作ってしまう。
普通、5、600円とか高いと1000円位することもあるが、この店ではなんと!
どれでも一つ300円也~!!安い!!!
鶴やうさぎ、猫が可愛かったなあ。
山野草や多肉植物を使った鉢物や盆栽を展示していたのは、「I LOVE 植物の会」の皆さん。
これは、中川ツツジと姫ユキノシタを石に埋め込んだ盆栽。
真ん中のツツジの葉は米粒ほど、左の斑入りユキノシタは2cm弱、
右のユキノシタは5mm~1cmという極小サイズなのです。
それでもツツジは花だけは何故か普通の大きさで咲くので、とてもアンバランスになるという
不思議さ。
お手頃な値段だったので、つい買ってしまいました。
朝顔市の脇に人力車が来たと思ったら、乗っていたのはきれい処の姉さん。
八王子芸妓の方々が朝顔の販促に駆け付けたところでした。
八王子では平成11年(2007年)に「八王子黒塀に親しむ会」を結成し花街文化の伝承と
その情報を発信していて、八王子芸妓の恵(めぐみ)さんが置屋「幸乃恵」を開業し
若手の育成に努めているのです。
ああっ、暑かった~
重い肩こりが時々襲ってくる。耐え難い時は以前チェーン店の時からお世話になっていた方が
独立して開いた店に通っていたが、残念なことに最近閉店してしまった。
どこか近所で良い店はないものかと、ネットで検索してみた。
出るわ出るわ、こんなにあるのか?!と思うほどの店舗数。
これほどの激戦区ではサービスと料金設定の競争がすさまじいだろう。
あまり信じてはいけないクチコミと、各店舗の売りを中心に見定めてゆく。
すると結構評判が良さそうな店が近くにあった。
初回は1000円引きと、通常40分程の料金で60分のボディケアが受けられるという。
お試しにはリーズナブルで丁度いい。
早速予約を入れて、即訪問。
辛い肩や背中を中心に、腕から指先、腰と足から足裏まで、頭も気持ちよい。
時々お喋りをしながら全身の施術を受け、あっという間に60分。
コリもほぐれてスッキリ、身体が軽~く軽~くなりました。
7月2日投票が行われた都議選は、小池都知事率いる都民ファーストの圧勝で終わった。
大方予想されていた事ではあるが、自民とこれほどの大逆転が起こるとは驚いた。
都民ファーストは50人擁立して49人が当選した、惜しくも1名落選した選挙区は、
島部(伊豆七島や八丈島)だった。
公明、ネット、無所属の小池支持勢力を加えると79議席で127議席の過半数(62.2%)
になる。
自民の議席は23と前回の57を大きく下回り惨敗となった。
自民の足を引っ張った要因は、森友問題、加計問題、議員の相次ぐ不祥事に加えて、先日の
稲田防衛大臣の失言とその後の陳腐な言い訳会見にあったと言えるだろう。
国会で問題を追及されても「調査の必要は無い」、「証人喚問はしない」、「資料は見つからない」。
一国の総理がむきになり、「それが事実なら私は国会議員を辞めますよ」、「それこそ印象操作ですよ」
などと言いながら事実は隠蔽し、トカゲの尻尾切りで幕引きを図る。
テロ対策として国会に提出した「共謀罪法案」が批判されると、「組織犯罪処罰法改正案」と改名した上、
禁じ手まで使って強行採決に及ぶ。
国家権力による監視社会が訪れる恐怖は、まるで戦前回帰の様相だ。
国民の言論や思想の自由も脅かされる恐れがあることは明白で、国連からも幾度か指摘されたが政府は
一蹴した。
秋葉原で行われた自民党選出都議への応援演説で、不支持層から今までにない罵声を浴びせられた
安倍総理はその民衆に対し「こんな人達には負けられない」と言ったそうだ。
奢りと欺瞞に満ちた現政権に愛想をつかした都民が、「NO!」と意思表示したのだ。
だが投票率は前回を7.77ポイント上回ったものの51.27%止まり。
介護施設入所中の高齢者や、病気等で入院中のため投票できない人も決して少なくはないと思うが、
まだまだ投票率が低い。
先日若い世代が「安倍政権自民党は好きではないが、代わりに選ぶ政党が無いから」、
「就職で売り手市場が上向いてきたのが嬉しい」と言っていた。
熟年世代は「株相場が上がってきているのがいい」
などと自分の利益や、目先だけの状況で支持している意見が残念だった。
政治はもっとグローバルな眼で見て、真剣に是々非々の立場を取ることが大切ではないだろうか。
反省無き一党一強の独裁政治、都議選の結果が国政に幾らかでもよい影響を及ぼすことを期待したいと思うのは私だけではないだろう。
今回の選挙結果を踏まえて、小池都政にイエスマンが増え、チェック機能が働かず独裁になるのではとの質問があったという。
ならば、前回までの長い期間は自民の独裁ではなかったのか、チェックマンがいたのか。
お膝元の選挙区で自民選出現役の幹事長や議長までもが落選したこの現状を真摯に受け止めるなんて
ことはしないのだろう。
そして政府は今月中の内閣改造を目指すと言う。
騒動の渦中にある大臣もこれを機にすげ替え、何もなかったかのような顔をするのだろう。
毎度の通り、外見だけ新装しても中身が変わらなければ誰も手を伸ばさない。
諸外国では極右や過激な政党がじわじわ支持を伸ばし、不穏な空気が流れ始めているし、
大国アメリカの某大統領は、フェイクで身を包み、会議で議論することなくSNSで一方的に
記事を書き込み、更には3流週刊誌のようにお粗末な個人攻撃に勤しんでいる始末。
権力を手に入れると、人はこうも見にくい自我を曝け出し暴走するのか。
アメリカでは政権からも独立した司法省特別検察官がロシア疑惑等の調査に入ることが決まっている。
三権分立を唱えている我が国は、司法も政権に取り込まれ正しい判断が出来ているとは言えない。
この特別検察官のような存在こそが、今の腐敗した国内政治の審判にも必要なのではないだろうか。
そして何よりも、私たち国民の一人一人が是々非々でものを言う、態度を示す、行動することが
現状を少しでも変えてゆくために必要なことであるのだろうと思う。